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久々のトヨタ製スポーツカー! ”GR YARIS”に試乗しました [車]

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久々に「トヨタ」自身が作ったスポーツカー、「GRヤリス」に試乗しました。

現在のトヨタブランドには「86」や「スープラ」などのスポーツカーがありますが、「86」はスバル、「スープラ」はBMWが作っています。
しかし、豊田章男社長は「トヨタが自らの手で造るスポーツカーが欲しい。その想いがずっと、私の心にはありました。」
この思いから生まれたトヨタ製のスポーツカーが、「GRヤリス」なのです。

レア車なのでディーラーの試乗車は少ないのですが、メガウェブにはちゃんと置いてあるので、試乗車が配備されてからずっと試乗しようと思っていました。
ところがコロナ渦でのメガウェブはネットからの当日分予約のみ受付になってます。
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そのため、当日になった瞬間(0時00分00秒)に予約を入れないと試乗できません。これまで何度もトライして全然予約できず撃沈していましたが、今回運よく予約が出来ました\(^o^)/。

予約後に空き状況をもう一度見に行くと・・・すでに全枠埋まってました。
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メガウェブに到着して受付に行くと、こんな立札が。
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今やライドワンは乗るのがかなり難しくなっています。

試乗車は「RZ High Performance」。
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カラーは「エモーショナルレッドⅡ」。これは税込55,000円のオプションカラーです。

ドアを開けて中に乗り込みます。
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シートの体に当たる部分には「ウルトラスウェード」が使われています。

ステアリングはこんな感じ。ヤリスと同形状ですが「GR」ロゴ入り。
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メーターはこんな感じ。
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スピードメーターは280km/hまで刻まれてます!。

エアコン関係スイッチと、右下にはモードセレクトスイッチ。
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サイドブレーキが付いてるのもスポーツカーの証ですかね!?。
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ディスプレイオーディオ。「RZ High Performance」はJBL付き。
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では試乗開始です。
スタートボタンを押してエンジンを始動するのですが、ブレーキ踏んだ状態で押しても始動せず。
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「ブレーキとクラッチを踏んでボタンを押してください」・・・そうか、クラッチ踏んでないと、ギア入ってたら飛び出すかもしれませんからね。

ブレーキとクラッチを踏んでスタートボタンを押すと、「ウォン!」と野太い音を発してエンジン始動。
久々のマニュアル車なので、アクセルと若干煽り気味でクラッチを繋ぎ、じわじわ前進させ出発位置まで移動。
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出発の合図が出たので、まずはゆっくりとスタート。クラッチはそれほど重たくないし、ギアはスポスポ入るので運転は難しくありません。

直線で1速のまま少しアクセルを踏み込むと「ムモォォォォ」という音と共に鋭い加速。早いっ!!。
次は減速して試乗コース折り返しの石畳に入ると、さすがに足は硬くて、石畳の状況をしっかり伝えてきます。

装着されているタイヤサイズは225/40ZR18。ブランドはミシュランのPS4S。
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ハイパフォーマンスカーだけあって、タイヤもスーパースポーツタイヤです。足もタイヤも硬くて当然ですね。

次はモードセレクトスイッチをTRACKモードに。
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すると液晶表示部が赤くなり「戦闘モード」に!。

試乗コースの信号停止位置で停止。そして青でクラッチを繋ぎアクセルを踏み込む・・・と強烈な加速!!!!。速度制限があるので加速するのは一瞬ですが、スポーツカーの加速力は体感できます!。

速度制限から、使えるギアは2速までが精いっぱい。
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とは言え、試乗コースで試しに3速へ入れてもフレキシブルなエンジンなのでちゃんと走れます。

今回妻も来てますが、2ドア車なのでリアシートは狭すぎ。
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なので、助手席に座ってもらいインプレッション。

良い印象を持ったのはシートで、あえてスラロームをグイグイ攻めて走ってみましたが左右に体がズレず、ホールド感抜群。「GRはシートがイイ」と絶賛でした(^_^)。

しかし、メガウェブおなじみ段差のある乗り心地チェック箇所。
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やはりここは段差でガンガン突き上げてくるので「この車では街乗りは無理ね」とバッサリ(+_+)。
GRヤリス」を普通の家庭に導入するのは難しそうです。

前の車が止まったところで写真を1枚。
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スープラのバンパー付近にヘッドアップディスプレイの表示が見えるでしょうか?。
「RZ High Performance」にはこんなアイテムまで装備されてます。今回試しませんでしたが、マニュアル車なのにクルコンも付いてます!。
足の硬さが気にならない人にとっては、快適装備も備えているこのグレードは普通に使えるスポーツカーと言えそうです。

という事で試乗終了。
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写真イマイチですが、このアングルもカッコいい。

恒例の降りた後トランクチェックはメガウェブだと試乗車は難しいので展示車でチェック。
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こちらはノーマルヤリスのトランク。
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タイヤハウスの形状が異なるのは、「GRヤリス」のリアサスがダブルウィッシュボーンだからですかね。その分、トランクはノーマルより狭そう。
トノカバーですが、「GRヤリス」はリアドア吊り下げタイプなので、ノーマルより使い勝手がイイです。なんでノーマルは使いづらいトノカバーにしたんだろう?。

GRヤリス」のルーフはカーボン。
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お金かかってます。

GRのロゴがいろんなところに。
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WRCと書かれてるのが泣ける。

ドアノブにはアンビエントライトが。これ、イイですよね。
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エンジンルーム。さすがスポーツカー、中も見せるデザインになってます。
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という事で、「GRヤリス」を試乗しましたが、メガウェブでの試乗だとこのハイパフォーマンスは持て余し気味なので、車の雰囲気を味わう位かもしれないですね。
サーキットで走ると楽しそうですが、セカンドカーとして持てる位じゃないと無理かな?。
でもトヨタ製スポーツカーが久々に発売されたことは、素直に喜びたいです。
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ところで、いつの間にやらスープラの試乗車がメガウェブに追加されていました!!。
これにも乗ってみたいですが・・・現在のライドワンだと試乗予約は簡単じゃなさそうです。


◎GR YARIS ONLINE FES

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あしあと 45

コメント 7

シノピー

しのぴんさん、こんばんは。
コメント投稿いたします。
GRヤリス、ライドワンで試乗されていたんですね。
ヴィッツRS以来の久々のコンパクトカークラスのスポーティグレード機種はこれしかありませんね。
しかも、ターボエンジンユニット機種は先祖スターレットグランツァV以来、MTとの組み合わせもそうですが、シフトパターン数とシリンダーが異なるだけです。
スポーティ路線をより一層、追及していますね。

先ほどはブログにコメント、NICEのほうをありがとうございました。
またお待ちしています。
ちなみに実家の愛車号が初期2G10型水冷2スト2気筒エンジンユニットということなんですが、グレード機種とかは覚えていますでしょうか?

by シノピー (2020-11-08 22:43) 

しのぴん

シノピーさん、コメントありがとうございます。
GRヤリスはWRCをターゲットに開発されたので、4駆だという点が今までのコンパクトターボカーとは違いますね。
実家にあったスキッパーのグレードはGTで、カラーは黄緑だったと記憶してます。
by しのぴん (2020-11-08 23:40) 

newton

エンジン音が聞きたい!出なくても良いから、スピードメーターは、280kmあれば嬉しいですね。でも、それなりのパフォーマンスがありそうですね。2ndカーを持てる身分ではないのですが、1stカーでは無理かな。フニャフニャした乗り心地より、ガツンと路面を感じるくらいが好きです。これで峠道を走ったら、楽しいだろうな~。
by newton (2020-11-09 16:09) 

シノピー

しのぴんさん、こんばんは。
コメント返信のほうをありがとうございました。
WRCベースで開発および発売されたことに大変、感謝しています。
ちなみにフルタイム4WD+ターボエンジンユニットの組み合わせはコンパクトカークラスでは初の試みといっていいでしょうか?

GTだったんですね。
スポーツグレード機種のトップメインにあたり、ツインキャブレターユニットを搭載しています。
by シノピー (2020-11-09 16:52) 

しのぴん

newtonさん、コメントありがとうございます。
GRヤリスの動画がYouTubeにたくさんアップされてますので、それを見るとエンジン音聞けますよ!。
ショックはガツンと来ますが、ボディがガッチリしてるので、乗り味はイイと思います。newtonさんにピッタリかと(^_^)。
by しのぴん (2020-11-09 22:01) 

しのぴん

シノピーさん、コンパクトカーの4WDターボはトヨタとしては初でしょう。
スキッパーGTのエンジンは、ヘッドカバーがゴールドだった気がします。
by しのぴん (2020-11-09 22:04) 

シノピー

しのぴんさん、おはようございます。
コメント返信のほうをありがとうございました。
仰る通り、当社(トヨタ)にしては初のコンパクトカークラスのターボエンジンユニットによるフルタイム4WDの投入に驚きです。
ダイハツストーリア→ブーンX4とはまたもや雰囲気の違うイメージ感がありますね。

仰る通り、ツインキャブレターユニットのヘッドカバーはゴールドです。

by シノピー (2020-11-10 08:37) 

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