プロパイロット 2.0を体験 日産”アリア”に試乗しました [車]
試乗は受付順で、オープン前に到着すると先客がいました。
6月1日までは現地にて受付順ですが、6月2日分からはオンライン予約になるそうです。
試乗枠はこんな感じ。
車種は9種類ありますが、3枠のくくりで試乗させている様です。「アリア」の試乗1番目は先客が予約しましたので、2番目の11時45分スタートを予約しました。
ちなみに一番右枠にはGT-Rが!!。30歳以上だとか制限はありますが、自ら運転出来ます!。
車種は9種類ありますが、3枠のくくりで試乗させている様です。「アリア」の試乗1番目は先客が予約しましたので、2番目の11時45分スタートを予約しました。
ちなみに一番右枠にはGT-Rが!!。30歳以上だとか制限はありますが、自ら運転出来ます!。
試乗車はベースグレードの「B6」。
カラーは「暁-アカツキ-:サンライズカッパー(M)/ミッドナイトブラック(P)」の2トーン。特別塗装色になります。
カラーは「暁-アカツキ-:サンライズカッパー(M)/ミッドナイトブラック(P)」の2トーン。特別塗装色になります。
フロントシートはこんな感じ(写真は展示車)。
内装カラーはブラック。
内装カラーはブラック。
運転席に座ります。
小径でグリップ細めのステアリングは握りやすい
小径でグリップ細めのステアリングは握りやすい
メーターはフル液晶タイプ。
メーターの左側にも大型液晶(ピンボケだ)。
地図画面はメーター部分にも表示可能。これいいなぁ。
では試乗です。コースはプロパイロット 2.0を体験出来るように、高速道路を走ります。
おおよそ60分の試乗コースを無料で体験出来ます!。さすが本社の試乗は太っ腹です。
おおよそ60分の試乗コースを無料で体験出来ます!。さすが本社の試乗は太っ腹です。
日産自動車グローバル本社を出て、まず一般道を走りますが・・・めちゃくちゃ静かです。
遮音がしっかりしているのでしょう、走っていても恐ろしく静か。騒音は音がうるさい舗装を走った時に聞こえるタイヤからの音くらいなので、履くタイヤで騒音が決まりそう。
遮音がしっかりしているのでしょう、走っていても恐ろしく静か。騒音は音がうるさい舗装を走った時に聞こえるタイヤからの音くらいなので、履くタイヤで騒音が決まりそう。
履いているタイヤは235/55R19のダンロップSP SPORT MAXX 050。
試乗で横に乗ったアテンダントの方によると、「アリア」の走りはスポーティーに振っているそうなので、このタイヤを選択しているのかも。プレミアムコンフォート系のタイヤを履かせれば、もっと静かになりそうです。
試乗で横に乗ったアテンダントの方によると、「アリア」の走りはスポーティーに振っているそうなので、このタイヤを選択しているのかも。プレミアムコンフォート系のタイヤを履かせれば、もっと静かになりそうです。
スポーティーだからなのか、運転席で感じる乗り心地は不快なベルではないモノの高速の段差通過時は若干硬め。自分のイメージ的にはもう少しタッチが優しくても良い気がしました。
今回リアシートチェッカーの妻が同乗しています。
インプレッションを聞いたところ、自分が感じたのとは逆に上下にふわーんと揺れて少し気持ち悪くなったそうな。運転席だと車の中央に居るのでピッチングの影響を受けにくいですが、リアシートだとピッチングの影響を受けやすいので、硬く感じたサス設定ですが、実は逆に柔らかい設定なのかも?。
また、気持ち悪くなったもう一つの要因としては、リアシートに乗車する際「フェースシールド」を装着する様になっており、シールド越しの風景が歪んでいるので、気持ち悪さに拍車をかけたとの事でした。
日産グローバル本社での試乗は感染予防対策をかなりしっかりやっていましたが、フェースシールドを付けての試乗はそろそろ終わりにした方が良いかもしれません。
インプレッションを聞いたところ、自分が感じたのとは逆に上下にふわーんと揺れて少し気持ち悪くなったそうな。運転席だと車の中央に居るのでピッチングの影響を受けにくいですが、リアシートだとピッチングの影響を受けやすいので、硬く感じたサス設定ですが、実は逆に柔らかい設定なのかも?。
また、気持ち悪くなったもう一つの要因としては、リアシートに乗車する際「フェースシールド」を装着する様になっており、シールド越しの風景が歪んでいるので、気持ち悪さに拍車をかけたとの事でした。
日産グローバル本社での試乗は感染予防対策をかなりしっかりやっていましたが、フェースシールドを付けての試乗はそろそろ終わりにした方が良いかもしれません。
首都高湾岸線に入ると、プロパイロット 2.0を体験です。
操作はステアリング右側のブルーのボタンを押し、上下スイッチをSET側に下げるだけ。
すると、まずメーターがグリーン表示になりステアリング制御付きACCとなり、条件が満たされるとメーターがブルーになり、手放し可能になります。
手放し状態での車線位置はほぼ中央をトレースしていきます。我が家のハリアーHVだと、ステアリングアシスト状態だと左に寄ってしまいちょっと怖くなってしまうのですが、プロパイロット 2.0はしっかり真ん中をキープして走ります。さすが手放し可能なだけあり、制御は抜群です!!。
操作はステアリング右側のブルーのボタンを押し、上下スイッチをSET側に下げるだけ。
すると、まずメーターがグリーン表示になりステアリング制御付きACCとなり、条件が満たされるとメーターがブルーになり、手放し可能になります。
手放し状態での車線位置はほぼ中央をトレースしていきます。我が家のハリアーHVだと、ステアリングアシスト状態だと左に寄ってしまいちょっと怖くなってしまうのですが、プロパイロット 2.0はしっかり真ん中をキープして走ります。さすが手放し可能なだけあり、制御は抜群です!!。
この制御を支えているアンテナがルーフに付いています。
シャークフィンアンテナが2つありますが、運転席側が衛星を受信するもので、その精度わずか10cm!!。手放し運転には精度の高い位置情報が必要なのですね。
シャークフィンアンテナが2つありますが、運転席側が衛星を受信するもので、その精度わずか10cm!!。手放し運転には精度の高い位置情報が必要なのですね。
プロパイロット 2.0は追い越しも自動で行ってくれ、前に遅い車がいると追い越しを促してきます。追い越しのボタン操作を運転手が行い、動作が始まるとメーターがブルーからグリーンになり、ステアリングに手を添える必要がありますが、ステア制御自体は自動で行ってくれます。ちゃんと廻りを見ているので、後方から車が来てると追い越しを促すような事はありません。
それ以外に、ナビで案内している場合、インターを降りるステアリング制御もしてくれます。これもボタン操作は運転手が行う必要がありますが、減速しながら高速を降りるのに感動です♪。
湾岸線ではずっとプロパイロット 2.0を体験し、トータル60分の試乗はあっという間に終わりました。
試乗終了時の電費表示。
平均で6km/kWh程度は走る様です。重量が2トン近いボディを考えると悪くない?。
試乗終了時の電費表示。
平均で6km/kWh程度は走る様です。重量が2トン近いボディを考えると悪くない?。
試乗終了後、いつもだとトランクを開けてみるのですが、すっかり忘れてました(+_+)。
なので展示車を撮ってきました。
この車が履いていたタイヤはブリヂストンでした。
そしてスピーカーはBOSE。
なので展示車を撮ってきました。
この車が履いていたタイヤはブリヂストンでした。
そしてスピーカーはBOSE。
白い内装バージョン。
スイッチはタッチタイプですが、押すと反力が帰ってきて押したとわかる様になってます。
ドライブDとブレーキBの切替は後ろに引いて交互に替わるタイプ。慣れないとわかりづらい。
ポジションメモリーは2つまで。
ミッドナイトパープルの外装色。怪しい色だね(笑)。
スイッチはタッチタイプですが、押すと反力が帰ってきて押したとわかる様になってます。
ドライブDとブレーキBの切替は後ろに引いて交互に替わるタイプ。慣れないとわかりづらい。
ポジションメモリーは2つまで。
ミッドナイトパープルの外装色。怪しい色だね(笑)。
別の場所に置いていたアリア。
リアドア右下に「e-4ORCE」と入ってます。
これは予約受付中でまだ発売されていない4輪駆動ですね。
リアドア右下に「e-4ORCE」と入ってます。
これは予約受付中でまだ発売されていない4輪駆動ですね。
という事で日産「アリア」の試乗レポートでした。
EVはガソリン車と比べてゼロ発進加速が早いとか、エンジンの振動無いから静かだとか、床下にバッテリーを積んでいるから低重心でハンドリングがイイとか、色々メリットあります。
しかし、バッテリーが高価なため車両価格が高いとか、バッテリー容量上げると重たくなるとか、充電に時間がかかるとか、いまだにデメリットを解消できていません。
なにより日本では充電インフラの進化が停滞してます。日産「アリア」は150kWの急速充電器に対応しているにもかかわらず、その充電器が日本国内にはほとんどありません。
日産グローバル本社でさえ2台の充電器は90kW。
日産「アリア」が対応している高速充電が出来なかったりします。欧米や中国などと比べ、日本でEVがあまり売れないのも現状では仕方ない気がします。
EVはガソリン車と比べてゼロ発進加速が早いとか、エンジンの振動無いから静かだとか、床下にバッテリーを積んでいるから低重心でハンドリングがイイとか、色々メリットあります。
しかし、バッテリーが高価なため車両価格が高いとか、バッテリー容量上げると重たくなるとか、充電に時間がかかるとか、いまだにデメリットを解消できていません。
なにより日本では充電インフラの進化が停滞してます。日産「アリア」は150kWの急速充電器に対応しているにもかかわらず、その充電器が日本国内にはほとんどありません。
日産グローバル本社でさえ2台の充電器は90kW。
日産「アリア」が対応している高速充電が出来なかったりします。欧米や中国などと比べ、日本でEVがあまり売れないのも現状では仕方ない気がします。
高いEVが売れない日本国内でのEV普及は、まずこの車が売れるかにかかってますね。
ウェブリンク
◎日産アリア [ ARIYA ] Webカタログ
◎日産アリア [ ARIYA ] Webカタログ
◎日産 アリア 【試乗&レビュー】 ついに納車スタート!! エントリーモデルのB6の仕上がりを徹底チェック!! NISSAN ARIYA E-CarLife with 五味やすたか
◎2022年の試乗履歴
2022/02/20 こりゃ売れそうだ! 新型 ”ノア”に試乗しました |
過去の試乗履歴はこちらから↓
おじゃまします
今でこそ「クルマ」な形をしていますが、EVに置き換わっていった先には、今までの常識が通用しない?ような、どんな形をしているか?も気になるところです^^♪。
by K (2022-05-31 22:12)
Kさん、コメントありがとうございます。
そうですね。アリアはまだ自動車の形をしていますが、完全自動運転になった場合は、全然違う形になってる可能性ありますよね。
しかし完全自動運転が出来る頃まで生きてるかな~(^^;)。
by しのぴん (2022-05-31 22:21)
プロパイロット 2.0って、すごいですね。
by starwars2015 (2022-06-01 20:26)
日産のプロパイロットは高精度GPSを使っているんですね。2本のシャークアンテナは、ぱっと見小型のLiDARが2つ搭載されているかと思いましたが・・・。
重量は2トン切ってますか。これはすごいですね。テスラ:モデル3は1.7トン、モデルSは2.5トンと聞いてますが、SUVで2トン以下というのは軽量化で相当努力したんだなーと思いました。
by かずい (2022-06-01 21:24)
starwars2015さん、コメントありがとうございます。
日産の自動運転は、日本でトップクラスだと思います。
by しのぴん (2022-06-01 23:19)
かずいさん、コメントありがとうございます。
2本のうち1本は、普通のラジオやテレビ用アンテナなんだそうです。
アリアは電気自動車専用プラットフォームなので、バッテリーを積み込むのに最適な形状にしてると思います。重量も専用だからなのでしょう。
by しのぴん (2022-06-01 23:28)