エコカー試乗会！ in 日本大通り 2019 [車]
このイベントも毎年恒例になってきましたね。イベントのタイトルは「エコカー試乗会！ in 日本大通り 2019」となっていて、人によっては「エコ＝我慢」みたいなイメージを持つかもしれませんが、並んだ試乗車を見るとエコカーというより「立派なクルマ」ばかりですね(^_^)。
今回もいつものように試乗できるのですが、クルマによって「運転できる試乗車」と「同乗試乗」に分かれており、今回運転できるのは日本メーカーのクルマのみでした。その中から今回は3台の「エコカー」に試乗(同乗込も)してみました。
1番目はホンダの「クラリティ FUEL CELL」。こちらは運転できます。
燃料電池車は正面のルーフが黒い方で、左側のルーフが白いのは「クラリティ PHEV」です。
燃料電池車は正面のルーフが黒い方で、左側のルーフが白いのは「クラリティ PHEV」です。
シートに座りメーターを見るとこんな感じ。
右は水素の残量で「H2」と書いてます。左は走行用バッテリーの充電状況みたいですね。
右は水素の残量で「H2」と書いてます。左は走行用バッテリーの充電状況みたいですね。
アクセルを踏んで加速していくと、モーターらしい下からトルクのある加速感。車内はかなり静かで、加速時にインバーター音やFC発電時の音がほとんど聞こえません。ただし、これは試乗コースが街中であまり踏み込めなかったからかも。なのでアクセル全開だと音が聞こえてくるのかもしれませんが。
内装色はホワイト系。皮シートの座り心地は結構よかったです。
リアシートはこんな感じ。
リアに座った妻のインプレッション。
「リアは広くてシートの座り心地もよかった。ショックも少なく快適。ただ、クルマのサイズが大きいので自分が運転すると考えるとどうかな？と思った」
そうです。
リアに座った妻のインプレッション。
「リアは広くてシートの座り心地もよかった。ショックも少なく快適。ただ、クルマのサイズが大きいので自分が運転すると考えるとどうかな？と思った」
そうです。
テールランプ。
「クラリティ」は現行ホンダデザイン「摩訶不思議」感たっぷりですが、そんな外観と比べて走りは静かでしっとり、まさに高級車の乗り味です。試乗車には「クラリティ」のタクシー同乗試乗というのもありましたが、この車ならタクシーとして乗った時の満足感は高いのでは？。
「クラリティ」は現行ホンダデザイン「摩訶不思議」感たっぷりですが、そんな外観と比べて走りは静かでしっとり、まさに高級車の乗り味です。試乗車には「クラリティ」のタクシー同乗試乗というのもありましたが、この車ならタクシーとして乗った時の満足感は高いのでは？。
2番目はテスラ「モデル3」。こちらは同乗試乗となります。
ホイールの隙間から真っ赤なキャリパーが！。
この車は一番最上級の「パフォーマンス」で、タイヤサイズは235/35ZR20。
なんとセンターピラーにまでカメラが付いてます！。
このカメラで側面の情報を察知している様です。
このカメラで側面の情報を察知している様です。
シートに座るとセンターにPCモニターの様な15インチモニターが。
画面が大きいと情報がわかりやすい。しかもソフトはPCの様にアップデートで進化する！！。
画面が大きいと情報がわかりやすい。しかもソフトはPCの様にアップデートで進化する！！。
試乗スタート。加速を「スポーツ」にセレクトしています。
このモデル、なんと0-100km/h加速が3.4秒とスーパーカー並み！！。その加速を体験させてくれるとの事。
「かなり早いのでカウントダウンで加速開始しますよ。３、2、1、スタート！！」
なにこれ！？！？！？。その瞬間マジで体がシートにのめり込み、頭は後ろに持っていかれ首の筋肉を緊張させてないとヤバイ。そして加速中は目の玉が後ろに置いてかれる感覚！？。しかもモーターはスタートした瞬間から最大トルクでの加速なので、アクセルを踏んだ瞬間から恐ろしい加速感！！。これはどう考えても「エコカー」じゃない(^^;)。
このモデル、なんと0-100km/h加速が3.4秒とスーパーカー並み！！。その加速を体験させてくれるとの事。
「かなり早いのでカウントダウンで加速開始しますよ。３、2、1、スタート！！」
なにこれ！？！？！？。その瞬間マジで体がシートにのめり込み、頭は後ろに持っていかれ首の筋肉を緊張させてないとヤバイ。そして加速中は目の玉が後ろに置いてかれる感覚！？。しかもモーターはスタートした瞬間から最大トルクでの加速なので、アクセルを踏んだ瞬間から恐ろしい加速感！！。これはどう考えても「エコカー」じゃない(^^;)。
フロントからリアシートを見る。
フロントの上部もガラスですが、リアは頭上からずっとガラスになっていて解放感抜群！。頭上は遮熱になってる様ですが、納車が9月で真夏に使ってないのでどれほど遮熱効果があるかまだわからないとの事（オプションパーツで遮熱ボードがある様です）。
フロントの上部もガラスですが、リアは頭上からずっとガラスになっていて解放感抜群！。頭上は遮熱になってる様ですが、納車が9月で真夏に使ってないのでどれほど遮熱効果があるかまだわからないとの事（オプションパーツで遮熱ボードがある様です）。
リアに座った妻のインプレッション。
「加速はアミューズメントとしてはいいけどいつもはいらない（現実的）。リアは広いしシートの座り心地や乗り心地もイイ。ただ、ルーフは絶対に遮熱板が必要だと思う」
だそうです。
「加速はアミューズメントとしてはいいけどいつもはいらない（現実的）。リアは広いしシートの座り心地や乗り心地もイイ。ただ、ルーフは絶対に遮熱板が必要だと思う」
だそうです。
試乗では加速「コンフォート」での加速も体感。これでもリーフ全開よりも早いかも？。とはいえ加速も減速もマイルドになるので、街中では「コンフォート」で走ったほうが良さそうな感じです。
もうとんでもない加速にシビレたまま試乗終了。
インパネはいたってシンプルですが、ドアトリムはそんなに安っぽくない。
インパネはいたってシンプルですが、ドアトリムはそんなに安っぽくない。
テールランプ。フロントに比べるとリアはいたって普通？。
こちらはテスラの展示車。内装がホワイトですね。
最近の日本車に少なくなったサッシュレスのドアがスポーティー感を演出。
最近の日本車に少なくなったサッシュレスのドアがスポーティー感を演出。
リアにカーボン（？）のリップスポイラー。
フロントにもそこそこ入るトランクスペースが。
テスラは悪い話も聞こえて来るので、今までの私の評価は△なイメージでしたが、「モデル3」に乗って完全にぶっ飛びました！。既存のメーカーは現状やらなそうな事をどんどん取り込んで常に新しくしていこうとする思想は、今までの考え方とは全く異なるスタイル。テスラの商売が軌道に乗る様な事になれば、既存のメーカーがひっくり返るかも？。
3番目はジャガー「I-PACE」。こちらも同乗試乗です。
ドアロックを解除するとドアノブがせり出してきます。
このギミック、空力の側面もあるのでしょうが、単純にカッコいい(笑)。
このギミック、空力の側面もあるのでしょうが、単純にカッコいい(笑)。
タイヤは驚異の255/40R22！！。このタイヤがどんな乗り心地を見せてくれるのか？。
フロントシート。1000万円軽く超えるだけに、内装はゴージャス。
試乗スタート。実は「I-PACE」もとんでもない加速力を持っているのですが、こちらは大人なのでフル加速体験はナシ(^^;)。でも、その片鱗を体験させてくれるとの事で、「エコ」モード（だったかな？）で加速！！。すると、フロントが浮き上がったかの様な感覚で加速！！。まるで飛行機が離陸するかの様！？。
さすがに「モデル3」の加速を体感した後なのでビックリはしませんが、それでもやっぱり早いです。
さすがに「モデル3」の加速を体感した後なのでビックリはしませんが、それでもやっぱり早いです。
さらにモードを「ダイナミック」（だったかな？）に切り替えると、サスが締まって硬めになりましたが、助手席だとそれほど突き上げは感じられません。なんてったってこの「I-PACE」はエアサス。だから22インチタイヤでも快適なんですね～。
リアシートはこんな感じ。
リアに座った妻のインプレッション。
「この車もリアは広いしシートの座り心地や乗り心地もイイ。床が高い（バッテリーがあるから）ので、乗り込みにくかった。ルーフは全面ガラスルーフだけどテスラよりスモークが濃かったので、ジャガーの方が遮熱はいいかも？。」
だそうです。
ちなみに床の高さですが、エアサス仕様で車高を変えられるため、乗り込み時は高めだった様です。それを落とせばもう少し乗りやすくなってたかもしれません。
リアに座った妻のインプレッション。
「この車もリアは広いしシートの座り心地や乗り心地もイイ。床が高い（バッテリーがあるから）ので、乗り込みにくかった。ルーフは全面ガラスルーフだけどテスラよりスモークが濃かったので、ジャガーの方が遮熱はいいかも？。」
だそうです。
ちなみに床の高さですが、エアサス仕様で車高を変えられるため、乗り込み時は高めだった様です。それを落とせばもう少し乗りやすくなってたかもしれません。
静かで乗り心地もよく快適だった試乗終了。
ドアトリムはテスラよりはるかに高級感があります。
ドアトリムはテスラよりはるかに高級感があります。
リアのトランク。結構広いですね。
フロントのトランク。
こちらに乗せられるのは小物程度。
こちらに乗せられるのは小物程度。
「HSE」は最高グレード。
今回試乗した3台の中で一番高いだけあって、さすが「高級車」って感じでしたね。この車を我が家のガレージに置くと、色も含めて間違いなく「場違い」な雰囲気になりそうです(+_+)。
あと、写真取り忘れましたが、液晶メーターがとてもクッキリ、キレイで良かったです。
今回試乗した3台の中で一番高いだけあって、さすが「高級車」って感じでしたね。この車を我が家のガレージに置くと、色も含めて間違いなく「場違い」な雰囲気になりそうです(+_+)。
あと、写真取り忘れましたが、液晶メーターがとてもクッキリ、キレイで良かったです。
3台の「エコカー」に試乗しましたが、ここでカーグラばりに「どれが一番良かったか」を発表します(^_^)。
私の一番はテスラ「モデル3」。試乗したモデルは最高級で価格は700万オーバーらしいのですが、乗りこむとそれほど高級感はナシ。でも、インパネには既存メーカーなら絶対やらなそうなPC置いただけみたいなモニターがあったり、周りに接近する乗り物をセンサーで拾った時、ちゃんとトラック・バス・バイクなど識別してモニターに表示させたりなど、いろんなところに「未来」があって、既存のメーカーでは味わえない感動がありそうな点が気に入りました。もちろん爆発的な加速も魅力的でした(^_^)。
妻の一番。少し悩んだ末に出した結論はジャガー「I-PACE」。やはり価格が高いだけあってそれ相応の価値がある事。やはり高級なものほどイイんですね。そしてクルマのサイズはかなり大きいものの、SUVなだけあり座った際のポジションが乗用車より高めなので、案外運転がしやすそうな感じがしたからだそうです。あと「モデル3」の加速はすごいけど、あんなエンターテイメント的なものは特にいらないそうな(+_+)。
私の一番はテスラ「モデル3」。試乗したモデルは最高級で価格は700万オーバーらしいのですが、乗りこむとそれほど高級感はナシ。でも、インパネには既存メーカーなら絶対やらなそうなPC置いただけみたいなモニターがあったり、周りに接近する乗り物をセンサーで拾った時、ちゃんとトラック・バス・バイクなど識別してモニターに表示させたりなど、いろんなところに「未来」があって、既存のメーカーでは味わえない感動がありそうな点が気に入りました。もちろん爆発的な加速も魅力的でした(^_^)。
妻の一番。少し悩んだ末に出した結論はジャガー「I-PACE」。やはり価格が高いだけあってそれ相応の価値がある事。やはり高級なものほどイイんですね。そしてクルマのサイズはかなり大きいものの、SUVなだけあり座った際のポジションが乗用車より高めなので、案外運転がしやすそうな感じがしたからだそうです。あと「モデル3」の加速はすごいけど、あんなエンターテイメント的なものは特にいらないそうな(+_+)。
と言うことで、このイベントはきっと来年もやると思いますので、興味のある方はエコだけでない「エコカー」に乗ってみてはいかがでしょうか？。
◎２０１９年の試乗履歴
過去の試乗履歴はこちらから↓
こんばんは>^_^<
今回も、すばらしいレポート！
とても楽しかったです。
by らしゅえいむ (2019-11-18 00:05)
らしゅえいむさん、コメントありがとうございます。
楽しんでいただき嬉しく思います。
出来れば運転してみたかったですが「モデル3」は加速に慣れてないと危険かもですね(^^;)。
by しのぴん (2019-11-18 00:14)
テスラのデザインというかカラーリングがいいですね～
by とまと (2019-11-18 08:14)
エコカーと言うより、Eカーですね。もはやマシンです。
by newton (2019-11-18 16:56)
おじゃまします
こうなってくると何をもってエコカーなのかよくわからなかったり、、、^^;。
エコロジーな車なのか、エコノミーな車なのか、、、^^;。何はともあれ、35や40扁平なタイアにはびっくりです♪。
by K (2019-11-18 21:38)
クラリティ FUEL CELLの実物は見たことがありません。やはり大きいんですね。アメリカ、カルフォルニア市場がターゲットなのでしょうか？
テスラもスマホのアップデートの様になるのですね。MaaSの世界が垣間見れます。
by かずい (2019-11-18 22:05)
とまとさん、コメントありがとうございます。
カラーは渋いブルー、そしてデザインはEVじゃなきゃ出来なそうなもの。既存メーカーには無いものを目指してますね。
by しのぴん (2019-11-18 22:12)
newtonさん、コメントありがとうございます。
新しく出てくるEVは「マシン」目指してる気がします。
by しのぴん (2019-11-18 22:14)
Kさん、コメントありがとうございます。
今回試乗したEVは速さがスーパーカーの部類なので、タイヤも薄くなりがちなんでしょうね(^^;)。
by しのぴん (2019-11-18 22:19)
かずいさん、コメントありがとうございます。
クラリティのデザインはアメリカ人好みだと思いますので、そのFCVはカリフォルニアをターゲットにしてるのは間違いないと思います。
通信でソフトのアップデートするのはテスラ位ですよね。トヨタだと通信機能搭載しても絶対やらないでしょうね。
by しのぴん (2019-11-18 22:24)
日本の場合、ドカンときて、この際、道路に非接触型充電システム埋め込んでしまおうとなれば、電気自動車の普及が一気に進むかもしれませぬ。東南海のドカンの規模がでかすぎるとそれどころじゃないでしょうけど。まずは、EVバイクの普及ですね。
by masakazoo (2019-11-19 22:02)
masakazooさん、コメントありがとうございます。
日本はやる気があるのかないのか分からないのがネックかもです。ぼやぼやしてたら世界に置いてかれそうです(+_+)。
by しのぴん (2019-11-19 23:32)