外観変更 中身は変わった? マイチェン”プリウス”に試乗しました [車]
外観ガッツリ手直しをしたマイチェン「プリウス」に試乗しました。
現行「プリウス」はTNGA1号車として満を持して登場したにも関わらず、市場の評価は今までのプリウスと比べると今一つだとの事(以前までが売れすぎ?)。その要因の一つがデザインだと言われてきました。
そこでこの「歌舞伎顔」と言われたデザインを変更し「あなたに答えを。」のキャッチフレーズで仕切り直しをしたのが、このほどマイチェンした「プリウス」です。
ナルホド見た目は変わりましたが、中身はどうなの?。という事で、いつもお世話になっている神奈川トヨタ港南店に行って本日試乗させてもらいました。
試乗車はFFの中間グレード「A」。
カラーはブルーメタリック<8X7>。これ、新色かと思ったら最終型オーリスに採用されていた様ですね。このブルーに変わって消えたのは紺色のメタリック。自分はどちらかというと新しいブルーの方が好みです。
こうやって見るとリアの方がフロントより大幅変更?。フロントもリアもなんだかデザイナーさんの苦悩が見える気がします。
カラーはブルーメタリック<8X7>。これ、新色かと思ったら最終型オーリスに採用されていた様ですね。このブルーに変わって消えたのは紺色のメタリック。自分はどちらかというと新しいブルーの方が好みです。
こうやって見るとリアの方がフロントより大幅変更?。フロントもリアもなんだかデザイナーさんの苦悩が見える気がします。
ドアを開けて運転席に乗り込みます。
内装は標準のブラック。シートはファブリックで「A」以上はパワーシートになります。
内装は標準のブラック。シートはファブリックで「A」以上はパワーシートになります。
ステアリングはこんな感じ。
パネル部はこれまた今一つの人気だったホワイトをやめてブラックになりました。
パネル部はこれまた今一つの人気だったホワイトをやめてブラックになりました。
メーターは全く変わってない?。
でもよく見るとクルコンの右上に見慣れない「RTCA」の文字が。
これは「リアクロストラフィックアラート」で、後測方から接近する車両を検知する機能だそうです。
この表示に見覚え無いって事は我が家の「プリウスPHV」には付いてない!?。しかし、どうも米国向けPHVには付いてるらしい。この機能「プリウスPHV」のマイチェン後には付きそうな気がします。
これは「リアクロストラフィックアラート」で、後測方から接近する車両を検知する機能だそうです。
この表示に見覚え無いって事は我が家の「プリウスPHV」には付いてない!?。しかし、どうも米国向けPHVには付いてるらしい。この機能「プリウスPHV」のマイチェン後には付きそうな気がします。
デビュー当時は「真っ白」だったシフト廻りやセンターコンソールトレイは「真っ黒」に。
ドリンクホルターの前にあるくぼみには、シートヒーター装備車だとそのスイッチが入ります。
今まではセンターコンソールトレイのさらに前あるセンターパネルに付いていたので、操作しづらくランプも見にくかったので、この変更も必然だったと言えるでしょう。
ドリンクホルターの前にあるくぼみには、シートヒーター装備車だとそのスイッチが入ります。
今まではセンターコンソールトレイのさらに前あるセンターパネルに付いていたので、操作しづらくランプも見にくかったので、この変更も必然だったと言えるでしょう。
では試乗スタート。
基本的に同じ車を愛用しているだけに、操作は全く同じで違和感なし。大きく違うのはエンジンがすぐに起動する事でしょうか。
基本的に同じ車を愛用しているだけに、操作は全く同じで違和感なし。大きく違うのはエンジンがすぐに起動する事でしょうか。
例によって神奈川トヨタ港南店の試乗コースはまず最初にキツイ坂道を上るのですが、ハイブリッドなのでエンジンのパワーで登っていきます。
加速感も「プリウスPHV」のハイブリッドモードと同じ感じ。この辺は特別変化はなさそうです。
加速感も「プリウスPHV」のハイブリッドモードと同じ感じ。この辺は特別変化はなさそうです。
この試乗コースの段差が多い坂道の乗り心地チェックですが、これも特別変わった感じはしません。
装着していたのはの195/65R15の TOYOナノエナジーJ64。
メーカーは違いますが我が家の「プリウスPHV」と全く同じサイズで、乗り心地もほぼ一緒に感じます。
装着していたのはの195/65R15の TOYOナノエナジーJ64。
メーカーは違いますが我が家の「プリウスPHV」と全く同じサイズで、乗り心地もほぼ一緒に感じます。
今回も妻がリアシートの乗り心地をチェック。
「プリウスPHV」と比べるとシート表皮が異なるためか左右に振られやすかったとの事。しかし、振動は足には来るけどシートには来ないそうな。
あと違う感じがしたのがシート座面の高さ。「プリウスPHV」と比べると若干高い気がするとの事。
これは「プリウスPHV」のリアシートです。
「プリウスPHV」の方が深さがある様に見えます。
シート座面の高さについては助手席も同様な感じで、「プリウスPHV」だと低くてやや乗り降りしづらいのに対して、試乗した「プリウス」はそれほどでもなかったらしい。
現行「プリウス」になって乗り降りがしづらいと言われる事があると営業の方が言ってましたが、もしかしたら少し調整した?(かどうかはわかりませんが)。
「プリウスPHV」と比べるとシート表皮が異なるためか左右に振られやすかったとの事。しかし、振動は足には来るけどシートには来ないそうな。
あと違う感じがしたのがシート座面の高さ。「プリウスPHV」と比べると若干高い気がするとの事。
これは「プリウスPHV」のリアシートです。
「プリウスPHV」の方が深さがある様に見えます。
シート座面の高さについては助手席も同様な感じで、「プリウスPHV」だと低くてやや乗り降りしづらいのに対して、試乗した「プリウス」はそれほどでもなかったらしい。
現行「プリウス」になって乗り降りがしづらいと言われる事があると営業の方が言ってましたが、もしかしたら少し調整した?(かどうかはわかりませんが)。
走りの話に戻ります。いつもの様にACCを起動。
いまや絶滅危惧種になろうとしている「しゃもじ」での操作になります(^^;)。
いまや絶滅危惧種になろうとしている「しゃもじ」での操作になります(^^;)。
いつもの様にACCで走ってみますが、これまた特に変化なし。
このACCは、セットした状態で前の車が減速した時ブレーキを踏んで減速して解除になったとしても、停止した時に前の車がいればレバーを「RES」側に動かすとACC再起動となるのですが、時々何らかの条件が足らない時(なにがダメなのか不明)にACC再起動しない場合があります。そして今回の試乗車でもACC再起動しない場合がありました。
現行「プリウス」はブレーキホールドが無いので、ACCでブレーキホールド「もどき」を行うのですが、この様にダメな場合もあります。「プリウス」以降に出た車には装備された電動パーキングやブレーキホールドは今回のマイチェンでも装備されなかったのは残念ですね。
ちなみに最新のトヨタACCの設定可能最低速度は30km/hですが、マイチェン後も45km/hと変わりませんでした。
このACCは、セットした状態で前の車が減速した時ブレーキを踏んで減速して解除になったとしても、停止した時に前の車がいればレバーを「RES」側に動かすとACC再起動となるのですが、時々何らかの条件が足らない時(なにがダメなのか不明)にACC再起動しない場合があります。そして今回の試乗車でもACC再起動しない場合がありました。
現行「プリウス」はブレーキホールドが無いので、ACCでブレーキホールド「もどき」を行うのですが、この様にダメな場合もあります。「プリウス」以降に出た車には装備された電動パーキングやブレーキホールドは今回のマイチェンでも装備されなかったのは残念ですね。
ちなみに最新のトヨタACCの設定可能最低速度は30km/hですが、マイチェン後も45km/hと変わりませんでした。
試乗車には電子インナーミラーが付いてました。
マイチェン「プリウス」の右後ろに我が家の「プリウスPHV」。ブルーでも色が違いますね。
出来れば並べて撮りたかったのですが、本日の神奈川トヨタ港南店は結構混んでいてそんな事が出来る状況ではありませんでした。うーーん、残念。
出来れば並べて撮りたかったのですが、本日の神奈川トヨタ港南店は結構混んでいてそんな事が出来る状況ではありませんでした。うーーん、残念。
助手席側のドアを開けたときに気づいた事。上が「プリウス」で下が「プリウスPHV」。
「プリウスPHV」に付いてるドア前後隙間のパッキンがありません。「プリウス」も色々と静粛性アップのパーツが組み込まれていますが、EV走行可能な「プリウスPHV」の方が装備が上なんですね。
「プリウスPHV」に付いてるドア前後隙間のパッキンがありません。「プリウス」も色々と静粛性アップのパーツが組み込まれていますが、EV走行可能な「プリウスPHV」の方が装備が上なんですね。
店内にはカラー見本のミニカーが。
これいいな~(^_^)。
これいいな~(^_^)。
という事でマイチェンした「プリウス」に試乗しましたが、外観は変わったものの走りや乗り心地は違いを感じられませんでした。もしかしたら素人にはわからない変化があったのかもしれないですけど、残念ながら私にはわかりませんでした。
なので、マイチェン前「プリウス」のオーナーの方は試乗すると「ホッ」とするかも??。
なので、マイチェン前「プリウス」のオーナーの方は試乗すると「ホッ」とするかも??。
◎【プリウス】あなたに答えを篇
◎2018年の試乗履歴
今回も詳細なレポート、ありがとうございます。
痒い所に手が届くというのは、こういうことなんでしょうね。
PHVユーザがこの記事を見て同感してしまうのは、
PHVとハイブリッドで内装に差がほとんどないからでしょう。・・
パネル、コンソールの白を黒にしたのは当然かと。
今でこそ、「白」に慣れてしまいましたが、
購入当初はどうやろうかと、さんざん考えました。
カバー式のパーツも売られていたようですが、厚みがますので、
ひっぱがしてスプレーしたろか、とか・。
シフトノブもそうです。「SAIのを付けて」とディーラに言ったら、うちではやれませんので自己責任で・・と言われたし・・
シートヒーターのスイッチも、
毎回、つれに、「どれだっけ?」と聞かれますので、
今回の配置も正解かと。
あ、リアワイパーが付いたのですね。
★「おまけ」が、楽しかったです。食指が動く・・・(^^♪
by らしゅえいむ (2019-01-14 00:22)
らしゅえいむさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
50プリウスはデザイナーさんが提案した「冒険」を、「何かを変えなきゃ」と思った経営陣がGOを出した結果だったんでしょうね。
でもやりすぎだった・・・と。
今回のマイチェンはまさに「王道」。やるべきことをやって対処した感じです。
ただ、外観についてはマイチェン前後どっちがイイかわからないです。
「おまけ」ですが、TRDの「さかなちゃん」はかなり気になってます。さかなちゃん増やしたいな(笑)。
by しのぴん (2019-01-14 08:54)
ほんとに詳細なレポートなので
自分が試乗してるみたいな臨場感で拝見させてもらいました♪。
静粛性のレポが特にキョーミ津津で。
パッキンのある・なしとか
シートの振動が足元だけで座面にはこないとか
さすがはトヨタのハイブリッドだけあって
あるレベル以上の防振・防音はどれにも施してあって
より快適に目的地まで運んでくれそうな、いい作りしてますねぇ。
by すーさん (2019-01-14 09:41)
個人的には「歌舞伎顔」の方が個性的でいいと思っていたんですけどね。
by starwars2015 (2019-01-14 13:37)
すーさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
下手な文章をほめていただきありがとうございます。
騒音対策のパッキンとかなんでもそうだと思いますけど、やっぱりお金を掛けてる方が目に見えるとこ、見えないとこ含め色々手を入れてるんだなと、プリウスとPHV比べてわかりました。
これから電動化が進むと、静粛性はますます重要視されるようになるでしょうね!。
by しのぴん (2019-01-14 16:19)
starwars2015さん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
マイチェン前のプリウスは、今までのプリウスのイメージを残しつつ新しいデザインに挑んだ形だと思います。個性的なのでイイと思う人と苦手と思う人がはっきり分かれてしまったのでしょうね。
結果中庸なデザインに変更となりましたが、プリウスみたいに台数を売りたい車はこうせざるを得ないのかもしれませんね。
by しのぴん (2019-01-14 16:39)
いつもレポートありがとうございます。
プリウス乗りにはありがたいレポートです^^
by とまと (2019-01-14 16:50)
とまとさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
お役に立ててなによりです(^_^)。
by しのぴん (2019-01-14 17:24)
おじゃまします
プリウスの顔とお尻もちょっと変わりましたね。似た顔のシエンタもこうなるのかな^^;?
かりんちゃんが出なかったのは珍しい。お元気なのかな^^?
by K (2019-01-14 21:32)
Kさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
シエンタも冒険したデザインだと思いますが、結構受け入れられていると思います。なので、あまり変更しない気がします(^_^)。
かりんちゃん、次のブログに出てきますのでよろしくお願いしますm(_ _)m。
by しのぴん (2019-01-14 22:35)