F1マレーシアGPフリー走行終了

2回のフリー走行が終わって、2回目のトップはハミルトンでした

オーストラリアGPから1週間の短いインターバルで、マレーシアGPが始まりました。

今回は日本との時差が1時間しかないので、オーストラリア以上に日本でやってるに近い感覚ですね。しかし、残念ながら地上波のレース中継は、予選が土曜日の深夜2時45分から、決勝が日曜日の午後11時50分からと、1時間の時差とはかなりかけ離れた放送時間の様です。これじゃ現地はレース終わってる上に、ネット上には裏話も乗ってるかも。いずれにしても、今回はテレビ中継を見ながらブログ書くのは無理そうですね。

で、結果はフリー走行1回目がフェラーリの1-2、2回目はハミルトンがトップだけどフェラーリが2-3と、フェラーリが巻き返しを開始した様です。まぁいずれにしても「2強」が早いのは変わりないようで・・・。ただ、フェラーリはフリー走行1回目でライコネンがストップしたらしく、信頼性が不安な状況も変わりなしか？

ところで、今回のレース前にフェラーリ2台に、BMWザウバーのロバート・クビカ、ルノーのネルソン・ピケJr.、トヨタの2台はエンジンを交換したそうです。去年までは「2レース1エンジン」ルールにより、予選順位10グリッド降格だったのですが、今年からは最終戦を除き、シーズンで1回目のエンジン交換についてはペナルティが課せられなくなりました。なので、今回はエンジン交換しても予選順位そのままスタートできるんですね。

フリー走行2回目の結果で注目は、バトンの4位でしょうか。しかし、順位は4位でもタイムはトップのハミルトンから1秒落ち・・・。「2強」以外では最速タイムでしたが、ギャップが大きすぎるか？

バトンの次に付けたのが、トロロッソのセバスチャン・ベッテル。レッドブルのパクリマシン(？)なだけあって、そこそこ早いトロロッソのマシンですが、このチームのドライバー「2人のセバスチャン」も結構早いですね！。トヨタは、2人目のドライバーをブルデーじゃなくて「どちらかのセバスチャン」にしといた方がよかったんじゃないかと思うのは、自分だけでしょうか？？

準備不足のスーパーアグリですが、相変わらず最下位定位置ですねぇ。フリー走行2回目では、トップのハミルトンからなんと4秒落ち！！。おまけに、琢磨の1つ上につけたスーティルとの差も1秒半位あります。これじゃ他の車とクラスが違うマシンに乗ってる様な状況ですよ・・・。全くレースにならないって事になるから、走るだけでもツライだろうな。

 

って事で、フリー走行後の結果から簡単につらつらと書きましたが、今回の力関係については、やっぱり予選を見ないとよくわかりませんね(笑)。ただ、天気予報によると、クアラルンプール近郊では金曜日から日曜日にかけて大雨が降ることが予想されているそうなので、ウエットレースになれば、また違った力関係になるでしょう。今年のマシンはトラクションコントロールが無いので、ウエットでのドライバーの差が今まで以上に大きく出ると思います。

雨と言えば「雨のナカジマ」。その血を引いた息子は、もしウエットになったら父のようなレースを見せてくれるのでしょうか。