2019年WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) ヌービルが今季初勝利！

何も起こらなければ2位だったヌービル、最終パワーステージでドラマがあり逆転優勝となりました。

2019年WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)は、現時時間3月28～31日に開催され、優勝はヒュンダイのヌービルでした。

温暖なコルシカ島で行われるこのラリーですが、ラリー前はこんな感じだったそうで･･･。

さすが地球温暖化、気象が荒れまくりです！？。

オールターマックのラリーなので、出走順はグラベルほど速さに影響ありませんから「コルシカが得意なヤツが勝つ」感じになります。
となるとオジェが優勝候補筆頭になるのですが、どうもシトロエンがコルシカ得意じゃないのか1本もSSトップを獲れず。逆にフォードはここが得意なのか、エバンスが飛び出し序盤はタナックとトップ争い！。
トヨタはコルシカで抜群に早い様ではなかったのですが、タナックのドライバー力で一時トップに！。しかしパンクで2分失いジ・エンド。

タナックが消え、単独トップに立ったエバンスは、最終パワーステージ前で2位ヌービルに11.5秒の差をつけていたので、普通に走り終えれば勝利確実･･･だったハズが、なんと最終パワーステージでまさかのパンク！！。
これでヌービルが逆転、今季初優勝となったのでした。

2位はオジェ。

タイム差から3位確定な状況だっただけに、この2位はラッキー！？。

3位は失意のエバンス。

コルシカの女神は残念ながらWRC2勝目をエバンスにプレゼントしてくれませんでした。

トヨタ勢ですが、タナックは6位。
ミークは9位。でも最終パワーステージでトップを獲りボーナスポイント最高得点獲得。

そしてラトバラ先輩は10位でした。

今回ラトバラ先輩は全体的に速さが足りなかった感じ。もっと上位で暴れて欲しいのですが･･･。

という事で、ドライバーズランキングは以下の通り。

ヌービルがポイントトップに立ってます。

上位8位までは以下の通り。

マニュファクチャラーズランキング。

ヒュンダイが3位から1位へ、そしてトヨタは1位から3位に後退です(+_+)。

コルスには勝田選手もWRC2クラスで出場し、総合14位、クラス4位という結果でした。

レース出身の勝田選手はグラベルよりもターマックが得意なのでしょうか？。でも勝ったのはスノーラリーのスウェーデン。スノーの方が路面がスムーズなので、よりレースに近かったのか？。いずれにしてもしっかり完走してこの順位ですから、悪くは無いでしょう。

次戦は第5戦　ラリー・アルゼンチンで、現時時間4月25～28日に開催されます。
今回は振るわなかったトヨタ勢、アルゼンチンでの巻き返しを期待しましょう。

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◎2019世界ラリー選手権第3戦メキシコまとめ AUTOSPORTweb

WRC - Corsica linea - Tour de Corse 2019: Highlights Stages 10-12

◎ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)履歴

	2018年 WRC ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) １位：オジェ　２位：タナック　３位：ヌービル
	2017年 WRC ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) １位：ヌービル　２位：オジェ　３位：ソルド