すぐ普通になる。今は特別な”新型プリウスPHV”に試乗しました [車]
メガウェブで「新型プリウスPHV」に試乗してきました。
「新型プリウスPHV」の発売については色んなメディアが扱っていますね。
WBSでは発売当日「トヨタが新型エコカー 新潮流は“モーター主役”」として10分間もの枠で放送。
WBS的には注目車の扱いだったワケです。ならば試乗するしかないでしょう(笑)。
と言う事で、トヨタ車の試乗と言えばメガウェブ。例によって発売日の翌日から試乗車が用意されていますので、試乗に行ってきました。
ライドワンでは「S"ナビパッケージ」"と「A」の2台を揃えています。
メガウェブのサイトにはタイヤサイズの情報はありませんが、行って初めてわかったのですけど「A」はオプションの17インチタイヤ、「S"ナビパッケージ"」は標準の15インチタイヤを履いていました!。
なのでメガウェブではタイヤサイズ違いの比較試乗が出来ますよ!。
今回はこの2台に試乗したのですが、いつもの比較試乗だと自分だけ運転するのところを、今回は「A」が自分で「S"ナビパッケージ"」は妻が運転しております。
上は17インチタイヤを履いていた「A」。
そして下は15インチタイヤを履いていた「S"ナビパッケージ"」。
カラーは「A」が「アティチュードブラックマイカ」。
「S"ナビパッケージ"」がトヨタ定番有償カラーの「ホワイトパールクリスタルシャイン」。
メガウェブでの試乗はPHVらしさを体験してもらう為、試乗前に充電しています。
そしてこれは今だけかも知れませんが、1周目は「EV/HVモード」、2周目は「バッテリーチャージモード」に切り替えて試乗し、その感想をアンケートに記載して欲しいとの事でした(任意)。
フロントシートを比較します。
「A」はメーカーオプションのホワイト内装、「S"ナビパッケージ"」は標準のブラック内装となっています。
ホワイト内装を選ぶと、エアコンレジスターのカラーがブルーになってます。
よく見るとホワイト内装のシートステッチはブルー。
ブラック内装のシートステッチはブラックですね。
シートヒーターは標準装備。
やっぱPHVだとシートヒーターは必須ですね(^。^)。
続いてセンターコンソール。モニターでかい!。
「S"ナビパッケージ"」にはソーラーパネルが付いていたので、エネルギーモニター画面に「ソーラー」もあります。
続いてシフトノブ。
トレイはこの「ブラック」が基本です。
ステアリングはこんな感じ。
「S"ナビパッケージ"」は運転席に座ってないので撮れませんでしたが、全く同じです。
メーターはこんな感じ。
「S"ナビパッケージ"」も同じです。
続いてクルーズコントロールのスイッチ。
もちろん一緒です(^_^;)。
では試乗開始です。
最初の1周目は「EV/HVモード」でスタートします。
EVだから加速はイイだろうな~と思いつつアクセルを踏み込むと・・・おぉぉ、やっぱ早いわ!!。
おまけに「EV/HVモード」でアクセルを少々深く踏み込んでもエンジンかかりません。
これならバッテリーに電気が溜まっていればEVとして走れますね!。
そして2周目に入る前に一旦停止の指示が出ます。車を停止してモードを「バッテリーチャージモード」にチェンジ。
すると、停止していてもすかさずエンジン起動して充電状態になります。
そのまま発進するとHVと同様にアクセル踏み込むとエンジン回転数がアップして加速していきます。
このモードは、走ってる状態だとHVとほとんど変わらないのですが、停止しても充電するのでアイドルストップはしない様です。それでも「騒がしい」と思うほどうるさくは無いのはイイですね。
ころでリアシートの方ですが・・・。
今回はお互いがリアシートに座ってます。
装着していたタイヤは「A」が215/45R17のブリヂストン「TURANZA」。
「S"ナビパッケージ"」が195/65R15のブリヂストン「ECOPIA」。
まずチェックするポイントはいつもの様にライドワンのコース図右下。
ここにはこの様な段差があります。
今回もハンディカムを持ち込んでここを通過する動画を撮影してみました。
・・・どうでしょうか?。
自分が映像を見る限りほとんど差が無いような?。
17インチタイヤの方がちょっとだけタイヤの音が「硬い」様な気がするけど、気のせいかも・・・。それくら差が無いです。
乗り心地チェックの段差、以前メガウェブでノーマルプリウスを試乗した時も乗り心地が良かったですが、それがベースのPHVも乗り心地がイイ。それは15インチタイヤでも17インチタイヤでもあまり変わらない(ノーマルは17インチタイヤ優勢と評価)です。
17インチタイヤはオプションですが、乗り心地は変わらないので見た目重視で17インチタイヤ選んでも同乗者に文句は言われないでしょう(^_^;)。
それとEVモードとバッテリーチャージモードの違いですが、このビデオでは全然わからないですね。
これくらいの速度だとエンジン音があまり聞こえないので違いが感じられないのでしょう。
アクセル踏み込むとエンジン音が高まるチャージモードよりEVモードがイイですね。
妻のインプレッションですが、17インチタイヤの時リアシートに座ってましたけど、突き上げ感はあまり感じず乗り心地は良かったとの事。
15インチタイヤで運転をしていましたが、ステアリングの軽さに感動してました。
運転していた時に良かったのはやっぱりEVの加速感だったそうです。しかし後で写真をチェックしてみたら、妻が運転していた時は「ECO MODE」だったのです!?。
EVで走っている時は「ECO MODE」でも加速がイイ。これは運転していて楽ですよ~。
と言う事で試乗終了。
恒例の降りた後トランクチェックはメガウェブだと試乗車は難しいので展示車でチェック。
床が高くなってます。カバーを開けると・・・。
ほとんど入る場所無し(+_+)。手前は充電ケーブルを入れる場所ですね。
そしてリアドアのカーボン柄。
こんな複雑な形状をよく作ってますよね~。
デビューしたての「新型プリウスPHV」、特別展示中です。
全てのカラーとグレードが揃ってるみたいです。
ひな壇にはイメージカラーの「スピリテッドアクアメタリック」。
これはソーラーパネル。
カットモデルも置いてあります。
なんとディスクローターをメッキしてます!。
トランクに置かれたリチウムイオン電池。こりゃ場所とるわなぁ。
ルームランプ中央部に救急車のマーク?。緊急通報用でしょうか。
展示車はテープ貼って動作しないようにしてました。
うねうねのリア視界。
そしてうねうねのリアウィンドウ。
よくそこんなリアドアを作ったモノだ!。
ところで「新型プリウスPHV」標準の15インチタイヤはブリヂストン「ECOPIA」と・・・。
ダンロップの「ENASAVE」。
新車で買った時、例によってタイヤの銘柄まではさすがに指定出来ません。
ブリヂストンとダンロップ、どっちがいいんでしょう?。
と言う事で「新型プリウスPHV」はノーマルプリウスも80万円以上高いワケですが、ノーマルと異なるフロントフェース、カーボン樹脂採用のリアドア、そしてなんと言っても60km近く圧倒的にスムーズなEVモードで走れるなど、トヨタとしてもノーマルとの違いを出して売っていこうと言う事なんでしょうね。
電気で走る車が増えてきたので、外で充電する際の「旨み」は徐々に消して言ってる様ですが、差額は取り返せないにせよ上手く使えばガソリン使うより電気の方が安く済ます事が出来ます。
今すぐ内燃機関が消えるワケではありませんが、車の電動化の流れは必然と言えるので、いずれPHVの様な車が増えていく事でしょう。
ちょっと高価ですが「新型プリウスPHV」は初代より売れるのではないでしょうか。
ところで今メガウェブは3月24日までラインで友達登録すると平日1台無料キャンペーンやってます。
これに早く気づいていたら無料で乗れたのに・・・残念。
今日は春一番の大嵐・・・観覧車止まってました。
そしてこれが試乗アンケートに答えた際に頂いたおみやげ。
残念ながら色は選べません(T.T)。
あらかりんちゃん、興味あるの(^。^)。
【追記】
神奈川トヨタ港南店はなんと2月18日に試乗車が来てました!!!。
早く体験してみたい方は神奈川トヨタ港南店に行ってみてください(^。^)。
「新型プリウスPHV」 ウェブリンク
◎新型プリウスPHV 早読みポイント解説
◎新型プリウスPHV 実車で確認してほしいポイント
◎新型プリウスPHV開発責任者に聞く(2017年2月)
◎トヨタ、プリウスPHVをフルモデルチェンジ
◎トヨタ プリウスPHV ニュースまとめ
◎【トヨタ公式サイト】プリウスPHV 商品情報
◎TOYOTA Global Newsroom (ニュースリリース)
◎【プリウスPHV】試乗インプレッション(EV走行 性能篇)
2017/01/08 一般道での走りはどうだ? ”C-HR”に試乗しました |
2016年試乗履歴まとめ 2016年「試乗しました」リンク集まとめ(メガウェブで”C-HR”の比較試乗をして来ました) | |
2015年試乗履歴まとめ 2015年「試乗しました」リンク集まとめ(メガウェブで新型プリウスの比較試乗をして来ました) | |
2014年試乗履歴まとめ 2014年「試乗しました」リンク集まとめ | |
2013年試乗履歴まとめ しのぴん「試乗しました」勝手に(?)人気アワード2013 |
いいですね~
おかねがあったらな~^^
試乗はしてみたいですw
リアのカーボンのうねうねは面白いですね。
っていうかよく頑張りました。
EVの加速感体感してみたい^^
by とまと (2017-02-18 00:17)
とまとさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
カーボン樹脂採用バックドア、実際に見るとよくやったなぁと思います。
試乗車どころか展示車もまだの店が多い中、お店によってはすでに試乗させている所もあるみたいですね。
全国にあるトヨタディーラーのほとんどに試乗車を配置するようですので、試乗出来ると思いますよ(^。^)。
by しのぴん (2017-02-18 06:43)
当初トヨタはHVから水素へのシフトを考えていたようですよね?
でもPHVの方が実用的だなって思ってました。
80万の差額はどうなんだろうって感じですね。
by starwars2015 (2017-02-18 08:41)
starwars2015さん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
自分も現時点ではPHVが一番良い選択肢だと思います。
ただ、売れるか・・・については、プリウスPHVの価格を考えるとトヨタが設定している月販2500台はちょっと高いハードルかもしれないですね。
by しのぴん (2017-02-18 09:12)