ブリヂストンから「AAA-a」(マルチA)スペックタイヤが8月1日に発売! [車]
転がり抵抗が少ないのにウエットグリップ最高グレードと言うタイヤが、とうとう市販されるそうです。
4月4日のブログに「「AAA」スペックタイヤの転がり抵抗ってそんなに少ないの??」というネタで書きましたが、転がり抵抗の少ない「AAA」スペックタイヤのウエットグリップは、aからdの4段階の中で下から3番目の「c」スペックというのが一般的でした。
ブリヂストンから発売されたばかりの「Wでスゴイ」ECOPIAも見ての通り「c」スペックです。
転がり抵抗が少ない=ウエットでグリップしにくいんですね。(別に止まらないってワケじゃ無いけど)
しかし「ECOPIA EP001S」は・・・
転がり抵抗が最高に少ないのにウエットでグリップするみたいです!!。
なぜそんな相反する性能を両立できたかと言うのは以下の通り。
F1タイヤ戦争時代に「ウエットに強いBS」ってのがありませんでしたっけ?。その技術なのかはわかりませんけど、レースというのはしっかり市販タイヤの性能向上に役立っているワケですね。そう考えると、ブリヂストンがF1を撤退したのは残念な事ですねぇ。
上記のテクノロジーにより、従来のフラッグシップ「ECOPIA EP100S」に対して接地面全てが強い制動力を発生する様になったそうです。
おまけに「ECOPIA EP100S」よりウエットグリップがこんなに向上しているのに・・・
同じ「AAA」スペックでありながら「ECOPIA EP100S」よりさらに転がり抵抗が減ってる!!
「ECOPIA EP001S」は現行のタイヤラベリング制度で最高性能を持った、まさに『マルチAスペック』(しのぴんが勝手に命名)のタイヤなんですね~。
しかし残念ながら、今回発売されるタイヤサイズは195/65R15 91Hの1サイズしかありません。これはツーリングセレクションではないプリウスの標準的サイズ・・・つまりプリウス専用タイヤなんです。
大体どのメーカーも低燃費フラッグシップタイヤはこのサイズ付近しか出してこない事が多いんですよね。エスハイ用の『マルチAスペック』タイヤは一体いつ出る事やら。。。
株式会社ブリヂストンは多岐に渡るタイヤを作って、仏ミシュランを抜きシェア世界一だもんな。凄い。資本金(商売を始めるにあたっての元手)1263億円で東証一部上場。
個人的にはBSレグノを履いてますが、溝が5mm弱。性格をスポーツな走りに振ったPOTENZAを販売店で見積もり出してもらいましたが・・・・
あまりにも高くて。 ^^;
EP001Sとはプリウス専用タイヤとありますが、Sツーリングは扁平していて確か215 45R 17 だから 当てはまらないじゃん。 ^^;
しかし、凄まじー。 よくご存知ですね。 ぜんぜん知らなかった。
これからも、引き続き楽しみにしていますね。
by 斎藤 ☆ (2012-06-19 11:13)
斉藤 ☆さん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
BSのサイトでPOTENZA見ました。昔はこのブランドでも色々なパターンが出てましたけど、今のストリート用はまるで昔の競技用"Sタイヤ"みたいなのしか無いんですね。。。
それから、おっしゃる通り「プリウス専用」は間違いですね。以下のサイトで195/65R15探したら、山ほど車が出てきましたm(_ _)m。
http://www.tirewheel-size.com/search_size/tire/index.php
とは言え、発売するのがこのサイズオンリーって事は、ツーリングセレクションではないプリウス(燃費スペシャルのLグレードも除いて)を狙っているのは間違いないと思います。
by しのぴん (2012-06-19 22:05)