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日本で○○番目に遅い(?)CT200h試乗記 [車]

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今日初めてLEXUS店に車を入れちゃいました・・・ちょっとビビる(^_^;)


1月12日にデビューしたLEXUS CT200h、プリウスと基本的には同じシステムを使ってはいるけど、LEXUSだけにプリウスよりかなりお高い価格設定となっております。
とは言え、LEXUSのラインナップの中では一番安い値付けで、LEXUS店に入店する敷居を少し下げてくれた気がします。
今はちょうど新車発表したばかりなので、CT200h狙いで試乗に来るお客さんも多いハズ。ならばこのチャンスに「敷居越え」をしてみる事にしました(^。^)

本日出かけたのは我が家の一番近所にあるレクサス港南台。最初の写真はそこの入口なのですが、出入り口にガードマンが居ます。しかしガードマン立てるほど入出する客が多いのでしょうか?(後でわかりましたが、案外お客さんが多かった・・・恐るべし、港南区)
LEXUS店に初めてステアリングを切り込み、入口すぐにある駐車場に向かうと、早速LEXUSの服を着た店員さんに駐車枠を示されて・・・同時に店内から女性の店員さんもこちらに向かってきて、2人で我が家の車を駐車枠内まで誘導されちゃいました。

入口から恐縮モードですが、入ってしまえばこっちのもの!?。
女性店員さんから「どの様なご用件でしょうか?」とたずねられたので、
「CT200hに試乗したいのですが」と答えると、
「色んなバージョンの試乗車があります。営業を呼びますので店内でお待ち下さい」
と言いながら店内に案内されました。

中に入ると・・・
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さすが、入口からして豪華です。

店内もコージャスな雰囲気がいっぱい。
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さすがのトヨタ店も、こんな雰囲気じゃないもんな~

しばらく待った後に営業さん登場。
「試乗するバージョンはどれにいたしますか?ちょうど今バージョンCが出て行ったので、それ以外のものになりますが」
との事。うーーん、ホントはそのモデルに乗りたかったんだけどな~と思いつつ、
「F以外のバージョンでお願いします」と妥協(^_^;)
「では皮シートのバージョンLがありますので、それでよろしいでしょうか?」
ま、それならパフォーマンスダンパーも付いてるし、いいかなと思いお願いしました。
ただ、後でわかったのですが、バージョンCのタイヤは扁平率55の16インチに対し、バージョンLはさらに薄い扁平率45の17インチタイヤなんですね。あまり薄いタイヤは路面からの突き上げがもろに響くので、16インチに乗りたかった。。。残念。

と言う事で、出てきたのはバージョンL、カラーは「フレアイエローマイカメタリック」・・ってか金色?
CT200h version L yellow.png
ホントは、試乗した車そのものを撮れば良かったのですが、びびってしまい写真を撮ってないので、メーカーサイトから拝借しちゃいましたm(_ _)m

早速スタートして店舗から道路に出ると、同乗した営業さんが、
「試乗は港南台ICから並木ICまで行って戻るコースです」とおっしゃる??
えっ、まさか高速に乗るんですか??
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横浜横須賀道路は無料化実験対象じゃないので、しっかり料金取られます。なのにあえてそこを試乗で走らせるなんて、こんな経験初めて!!。恐るべし、LEXUS!!

ディーラーから港南台ICはすぐなので、試乗を始めてすぐに高速道路に乗ります。
営業さんが「このスイッチを切り替えるとドライブモードが切り替わりますので、試してみて下さい」と言うので、早速スポーツモードをセレクト。すると、メーターが赤い照明に変わり、タコメーターが現れます!!。そのままアクセルペダルを踏み込むと、案外いい加速をしますね。
「ドライブモードをエコにすると、ゆったりした加速になりますよ」と言うので、エコモードに切り替えてアクセルペダルを踏み込むと、ナルホド加速が鈍くなります。

しかしこの感覚を味わうには一般道では難しいので、高速道路を使う試乗はナットクです。しかし、試乗なのにETCゲートを通過するなんて、やっぱ考えられない!!

高速道路で巡航を初めてすぐにクルーズコントロールをセレクト。そうすると、スポーツモードで見えていたタコメータがハイブリッドインジケーターになった??
あれ?と思い、スイッチを切り替えてみたところ、クルーズコントロールをセレクトした状態だと、ドライブモードを切り替えて照明が赤に変わっても、メーターがタコメーターになりません。それならと、スポーツモードにセレクトしたままクルーズコントロールを切ると、メーターがタコメーターに!!
ナルホド、クルーズコントロールをセレクトするとタコメーターは見えなくなるのね。でも自分としては、タコメーターが見えた状態でクルーズ走行が出来た方がいいんだけどな。
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クルーズコントロールをセレクトだと、左のタコメーターはハイブリッドインジケーターに。

肝心の乗り心地なのですが、プリウスに比べるとサスはやや硬めな感じがします。それと、タイヤが45扁平のせいか、路面の目地を硬めに拾ってきます。ただ、硬い割には不快なショックを感じないので、トータルで見るとプリウスより乗り心地は良いと感じました。
試乗後に、試乗で同乗してリアシートに座った家族にインプレッションを聞いたところ、プリウスより乗り心地は良かったそうです。ちなみに同じくリヤシートに座ったことのあるインサイトは、論外の乗り心地だったので、最初から比較対象ではありません(^_^;)
今思えば、55扁平のタイヤを履いたモデルを試乗したかったのですが・・・残念。

ところで、足回りはまぁいいのですが、気に入らなかったのはエンジンの音。ハイブリッド車なので、エンジンはメインではないのかもしれませんが、フケ上がる音がなんだか安っぽい感じ。音量はスポーツモデルではないから、そんなに大きな音がしなくても良いのですが、音質がイマイチなのでアクセルを踏み込む気にイマイチなれないんですよね。
ちなみにエスハイは、初期モデルのエンジン音はかなりダメダメだったのですが、現行モデルは結構いい感じのフケ上がり音がするんですよね。
パドルシフトも備えているんですから、もうちょっといいエンジン音を奏でてくれないと、パドルシフトを使う気になれないなぁと思いますね。
おまけに、CT200hのレッドゾーンは5500rpm・・・。これじゃパドルシフトを使うモデルって感ではないなぁと思うのは、自分だけでしょうか。
img_transmission_paddleshift_01.jpg
パドルシフトを付けるのなら、もうちょっといいエンジン音を聴かせて欲しい。

ちなみにパドルシフトは、Dレンジに入れた状態でもパドルを操作するとシフトチェンジします。なので、Dレンジで下り坂に入ったとき、パドルでダウンシフトをしてエンジンブレーキをかけるなんて事も可能。ただ、パドル固定となるSレンジに気づかなくて、パドルシフトのみでの走行を試せなかった・・・これも心残りです。。。

あ、せっかく高速走らせてもらったのに、クルーズコントロールの制御をチェックするの忘れてました。
現行エスハイのクルーズコントロールにはイマイチな所があって、例えば90km/hにセットして実際の速度がそれを越えた場合、速度が徐々に下がって90km/hになっても加速せず、それより2~4km/h下がった頃にいきなり強く加速し出すんです。なので、起伏のある高速でクルーズコントロールをセレクトすると、下り坂から平坦路に戻ったとき、余分な燃料を使うようでイヤなんですよね。旧エスハイのクルーズはそんな動作をしなかったのに、なぜ設定値よりアンダーシュートする制御になったのかよくわからん!
・・・と前置きが長かったですが、CT200hのクルーズ走行で同じ状況になったときどうなるか、確認しておけば良かったと言う話なんです・・・これも心残りだなぁ。

と言う事で、一通り試乗してディーラーに到着。そこでドアの開閉音にちょっと感動!!
さすが最低価格355万円だけはある(笑)

営業さんに「見積もり作りますか」と言われたので、とりあえずお願いすると、商談ブースへ。
普通のディーラーだったら、展示スペースと同じ空間にテーブルと椅子って感じなのですが、さすがLEXUSは半個室となってます!!
おまけにテーブルも立派なら椅子も立派!!。そして各テーブルには営業さん用のパソコンと、お客さんに見積もりを見せるため、別のディスプレイまで備え付け状態。
このブースの写真・・・撮っておけばよかった。。。

「バージョンをどれにするか、カタログを見て考えて下さい」
と渡されたカタログがこれ。
DSC05169.jpg
左がCT200hのフルカタロフで、右はディーラーオプションのカタログ。普通のカタログサイズは、右のディーラーオプションのカタログと同じ。つまり車自体のカタログはサイズが一回り大きいんです!!

おまけにこのカタログの厚さときたら・・・
DSC05168.jpg
なんと背表紙付き!!!
LEXUSのカタログは最下位のクラスでも立派ですねぇ。

とりあえずバージョンCで見積もりしてもらうことにすると、早速ディスプレイにオプションが表示され、それぞれを説明しながら必要かどうか聞かれます。そして、必要な物はそこで選択すると、画面には自動的に計算結果が出る寸法。この辺も、普通のディーラーとは違いますね。
ただ、惜しむらくはそこで表示されていたフォント。全画面表示となっているのはいいのですが、使われているフォントがパソコン化石時代に使われていたような明朝体・・・それに、画面の造り込みも、またパソコン化石時代の様なデザインだし。。。せっかく高級なお店に来ているのに、目の前は旧世代なんてのは、ちょっと興ざめでしたね。

と言う事で見積もりですが、ベースとなる価格表はこれ。
CT200h price.png
で、見積もりにはバージョンCを選びましたので、車両価格は375万円となります。
そこに先ほど画面を見ながら選んだオプション約20万円程度+諸費用を加え、最終的に提示された価格は4,068,490円でした。
ちなみに、値引きは0円です。ってか、見積もり表にそんなスペースが無いような・・・
LEXUS買う人が値引きなんて求めちゃいないって事なんでしょうねぇ。

見積もりだしてもらうときに「査定しましょうか?」と言われたのですが、遠慮しました。。。
買って1年も過ぎてない車の下取り価格を見て、愕然とするのは勘弁だなぁと思いまして(^_^;)
まぁ現行エスハイの下取り価格は、そんなに悪くないとは思いたいですが。

と言う事で、やっぱり中に入ると敷居が高いLEXUS車の試乗記でした(笑)
まぁ門前払いは無いけれど、周りを見ると金持ちっぽい人が多い感じでしたね。
ちなみに出てきたコーヒーも良いマメ使ってそうな味でしたし、自分は行きそびれて失敗しましたが、トイレがまたかなりゴージャスだったそうな。

とは言え、CT200hが出たおかげで、ディーラーもかなり活気がありましたね。対応してくれた営業さんによると、港南台店だけで今月CT200hの受注は40台位あったそうな!!(関東南圏内では一番だそうで)。
おまけ情報としては、売れ筋カラー1番はやはりのホワイト、でもって2番はレッドだそうです。確かにこのレッドは深みのある色だし、男性が乗っても違和感ないですものね。(自分のケータイも同じ色だし)

結局1回の試乗では掴みきれないことばかりとなり、出来ればもう1回、バージョンCに乗ってみたいのですが、LEXUSの敷居を越えるのはちょっとキツイかなぁ。。。


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あしあと 6

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MKT

試乗記とても参考になりました。

私も先日試乗しました。
第三京浜でオートクルーズを試しました(と、いうか同乗した営業が是非というので)。

プリクラッシュセーフティーシステム(オプション)が装備されているので、前車との間隔を常に一定に保って自動走行します。

自分の車にもオートクルーズは付いていますが、一定速度の自動走行しかできないので、前の車が遅ければ間隔が詰まるし、その逆もありなのでほとんど使ったことがありません。

CT200hのオートクルーズは使えそうだと感じました。
楽しかったです。
by MKT (2011-02-09 08:53) 

しのぴん

MKTさん、コメントありがとうございます。

試乗で第三京浜を走ったと言うことは、レクサス店での試乗コースには、高速(もしくは同等の道路)が入っているのかも知れないですね。
プリクラのオプションはエスハイにもあったのですが、高かったのであきらめました。
自動走行が出来るシステムで一番安いのは、スバルのアイサイトでしょうか。これは自動停止まで付いているので、トヨタのよりお利口さんですよね。トヨタも同等なシステムをより安く提供してくれるといいのですが。
by しのぴん (2011-02-09 22:54) 

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