悪夢の”スパウェザー”がライコネンを飲み込み勝者をも奪う

ベルギーGPの表彰式では、真ん中にハミルトンが立ったのですが・・・

 

スパは天気がコロコロと変わるので、その事を”スパウェザー”と呼んでいるのですが、今回まさにスパ特有の天気が最後の最後に大荒れの結果をもたらしてしまいました。

ライコネン・・・てっきりやる気ナシモードなのかと思っていましたけど、そんな事は全くありませんでした。スタートからどんどんプッシュして、ハミルトンのミスもあってトップになると、得意のコースで最後までトップをキープ。最後のスティントでフェラーリが今回履きこなせていないハードタイヤを履いてからも、必死のドライビングでトップを死守していたのですが、スパウェザーによってハミルトンに抜かれた上にクラッシュリタイヤ。これでライコネンの王座連覇は無くなったと言っていいでしょう。せっかく走りに勢いが戻ったのに、次戦からはマッサのサポートに回るしかありませんね。

ハミルトンは、逃げるライコネンに必死に食らいつき、最後の雨で逆転！！。マクラーレンはタイヤに熱が入りやすいので、ドライタイヤを履いた状態でのウェット路はフェラーリより有利だと思われますが、ハミルトンは雨にめっぽう強いです。しかし、ライコネンを抜いたシケインショートカット後の走りがペナルティの対象となり、せっかくトップでゴールしたのに3位となってしまいました。それでもまだポイントリーダーですが、コバライネンのサポートが受けられそうもないので、走りに目覚めたマッサとそれをサポートするライコネンと一人で戦うのは、厳しいかも知れません。最年少チャンプの道は、まだまだ険しいみたいですね。

それにしてもトロ・ロッソが早い・・・早すぎる！！
ほぼ同じマシンと思われるレッドブルよりも、今回明らかに早かった。違いはフェラーリエンジンとルノーエンジンとの差？。そんなにフェラーリエンジンはパワーがあるのか？？。エンジン開発凍結なんて、嘘っぱちだって事が、今回証明されたような物です。
ただ、早くなったトロ・ロッソのテストを琢磨が受けるらしいので、もし乗れるようになるとすれば、久々に早い琢磨が見られるかも知れませんよ。

って事で、本日もケータイと格闘中につき、ここまでにさせていただきますm(_ _)m

コメント 2

スパといえば、昔、スタートで前に出た中嶋をピケが、オールージュからケメルストレートをずっと、オーバーテイクボタン（懐かしい）を押しっ放しでかわした、ということもありましたね。
しかし、このサーキットと鈴鹿はいいですよね。
by ゲルハルト (2008-09-09 22:34) 

ゲルハルトさん、コメントありがとうございます。

来年から使われると言う運動エネルギー回収システム（KERS）が採用されると、オーバーテイクボタンと同じ様な使い方が出来るんでしょうか？でも、使えるエネルギーが決まっているらしいので、オーバーテイクボタンを押しっぱなしでなんて走りは無理なんでしょうね。

F1のゲームで、スパや鈴鹿を走るのは楽しいですもんね。
自分の場合、モナコも結構好きですね。ただ、実際のレースとなると追い抜き不可能なので、あまり面白くなかったりしますが。
by しのぴん (2008-09-09 23:14)