2020年WRC 第7戦 ラリー・モンツァ オジェ優勝し王座も奪還！

ポイントリーダーのエバンス戴冠ならず。オジェがモンツァを制し、王座も奪還しました。

2020年WRCの最終戦となった 第7戦 ラリー・モンツァは、現時時間12月3日から12月6日に開催され、優勝はトヨタのオジェでした。

オールターマック、しかもサーキットも使うモンツァでしたが、一部コースにはなんと雪が！！。


このスリッパリーな路面が色んなドラマを作る事になったのでした。

コロナ渦でラリーの開催数が減ってしまう中、エバンスがポイントリーダーで最終戦を迎え、他にはオジェやヌービル、タナックなどにまだチャンプの可能性が残されていました。
その中の一人、ヌービルはウォータースプラッシュでマシンが壊れてストップ･･･。

これでチャンプ争いから脱落してしまいました。ヌービルほどチャンプが目の前にありながら取れない人はWRCドライバーには居ないですね。

そして残念だったのはエバンス。
3位に付けてこのままいけば初チャンプのハズでしたが、SS11で雪に足を取られコースから脱落･･･動けなくなりデイリタイヤとなってしまいました。（その様子が一番下のオフィシャル動画に入ってます）

雪が無ければエバンスがチャンプだったでしょうが、スリップして手も足も出ずコース外に落ちていく様は悲しいものがありました。来年もトヨタでしょうから、チャンプ獲得に再チャレンジして下さい。

そして気づいたらトップはオジェに。エバンスが消えてからはチャンプに向けて爆走！。
さすがに最終パワーステージはかなり抜いて走りましたが、3日目までに気づいたマージンできっちり優勝。

おまけにチャンプまで獲得するとは恐るべしです。

オジェは今年引退するのを撤回して、来年も走るそう。エバンスとの戦いが楽しみですね。

2位はヒュンダイのタナック。

シーズン当初はマシンに慣れてない感じでしたが、そろそろ本領発揮？。もし今年もトヨタに乗ってたら、2年連続チャンプ確実だったでしょうけど…。

3位はヒュンダイのソルド。

第6戦は優勝、第7戦は3位とかなり良い成績なのですが、ヒュンダイのスポットドライバー･･･。
この速さと安定性があるのに、ヒュンダイは来年もソルドをスポットでしか使わないのでしょうか？。

4位はフォードのラッピ。

そして5位にはトヨタのロバンペラが入りました。

今回も勝田選手はワークス外でエントリー。
残念ながらSS1でコースアウト、デイリタイヤと厳しい幕開けとなりましたが、2日目からは素晴らしい走りを見せ、SS6とSS13でステージ2位！。
そしてなんと最終パワーステージではトップタイム！！！。

あー生でライブ放送見たかったな～。しかしこれで勝田選手の名前が世界で注目を浴びる事間違いなしですね！！。

モンツァの上位8位までは以下の通り。

ドライバーズランキング。

マニュファクチャラーズランキング。

◎ポイントランキング | 2020年 | WRC | TOYOTA GAZOO Racing
ドライバーズランキング推移。

マニュファクチャラーズランキング推移。

2020年シーズンのドライバーズタイトルはトヨタが2年連続、マニュファクチャラーズタイトルはヒュンダイが2連連続ゲットとなりました。

今年はこれで終わり、来年は1月21日に開幕する恒例のモンテカルロからスタートします。
来年こそ日本ラウンドがあると思うので、ぜひ見に行きたいです！。

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◎WRC | TOYOTA GAZOO Racing
◎2020WRC第7戦モンツァ まとめ

WRC - ACI Rally Monza 2020: Highlights Stages 10-13

◎ラリー・モンツァ履歴

2020年 初開催