ディーラー試乗スタート! 新型プリウスに試乗しました [車]
試乗車が出始めた「新型プリウス」に試乗しました。
先週カローラ店で見た時、そのディーラーでは試乗車が来月になると言っていましたが、この週末になると見せてもらったカローラ店のすぐ近くにあるトヨペット店に「新型プリウス」の試乗車が!。
カローラ店にはまだ試乗車が置いていない状態でしたが、この差はなんなのでしょうか??。
とりあえずトヨペット店に配備された試乗車に乗せてもらう事にしました。
試乗車のグレードは"ツーリング"や"プレミアム"ではない素の「A」グレード。
ボディカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」で、税込み32,400円の有料カラーです。
車をフェンス際に止めた時撮影したので、変なアングルになってしまいました(+_+)。
ではドアを開けて運転席に乗り込みます。
内装は標準設定のグレー色。「A」グレードはファブリックシートで、残念ながらシートヒーターをオプションでも選択することが出来ません。
シートヒーターが絶体に欲しい場合は、皮シートが標準装備の"ツーリング"か"プレミアム"を選択するしかありません。
HVやPHV、BEVには絶体欲しいシートヒーターですが、素の「S」と「A」はそれが選択できないなんて・・・。
アルトなんてほとんどのグレードにシートヒーターが標準装備なんだから、悪くてもオプションで選択できると良かったのに。
シートに座るとこんな感じ。
ちょっとピンぼけですが、素の「A」グレードでもヘッドアップディスプレイが標準装備。
シフトレバーはデザインが変わりましたが操作方法は変わりません。
では試乗開始です。
まずはモーターでスタート。ナルホド、確かに以前より静かになった感じですが、その分ロードノイズが気になる。
加速していくとエンジン起動。エンジン音も静かになりましたが、その排気音は相変わらずイマイチな気が・・・。
「新型プリウス」のパワートレーンは大幅改良したとは言え全モデルのキャリーオーバー。このエンジン音が変わるのは、次のプリウスからになるのでしょうか?(それだと随分先になりそう)。
今回試乗させてもらったディーラーの試乗コースは、段差やマンホール等がほとんど無く全域スムーズな道路。
なので乗り心地チェックにはちょっと不向きなコースでしたが、そんなコースを走っていても足回りの動きが以前より「しっとり」している感じがします。
ちなみに試乗車が装着していたタイヤサイズは195/65R15。
いわゆる「エコタイヤ」を履いていたのですが、乗り心地は悪く無さそう。
ただ、ロードノイズはタイヤの影響かもしれないので、プレミアムコンフォートタイヤを履けばさらに静かになるかもしれませんね。
ここでいつもなら妻のリアシートチェックが入るのですが・・・。
単身赴任先での単独試乗でしたのでリアシートチェック出来ず・・・寂しいもんですね。
次はクルコンチェックです。
素の「A」グレードでも“Toyota Safety Sense P”が標準装備されています。
ステアリング右下の「しゃもじ」がトヨタ独自のクルコン操作スイッチで、ミリ波レーダーによる全車速追従機能付レーダークルーズコントロールとなっています。
設定速度は試してみると下は45km/hまでセット出来ました。
設定速度を変更する時は「しゃもじ」を上下させるのですが、操作すると1km/h刻みで変更可能な上に、設定速度がメーター内のモニターに表示されます。
ただ、セットした時には設定速度が表示されるのですが、デフォルトでは一定時間過ぎると別の画面に切り替わって設定速度が消えちゃうんです。
多分表示を切り替えると出てくるのでしょうが、クルコン動作中はデフォルトで設定速度が出たままの方が私的にはイイと思うのですが。
で、肝心の停止制御ですが、車間距離設定を最大にした状態で前の車が信号赤になり停止すると、私の感覚ではやや突っ込み気味でブレーキ制御が入り、停止間際でちょっとじわじわ動く領域があって、最終的に停止・・・と言う感じ。
まぁこの停止制御はゴルフⅦに試乗した際のACC動作と変わらないのでこんなもんなんでしょうね。
ちなみに再スタート時はアクセルを少し踏み込めばOK。この辺の操作は他社のACCと同じです。
それから、レーンデパーチャーアラートを試そうと思ったのですが、試乗コースの道路は白線の外側が若干狭い感じでしたので、試すのはやめときました。
と言う事で試乗終了。
ディーラーに戻った時にシンプルインテリジェンスパーキングアシストを試してみました。
パワースイッチの右にある「P」とステアリングの絵文字が描かれているスイッチを押すと起動します。
試した場所は、ラインがなくて両側に車がある状態。そこに車庫入れ駐車をすると・・・止まっている車を見ながら動作している様子。何度も切り返すことになりましたが、最終的には車を駐車することが出来ました。
多分ラインが引かれている所ならもっとすんなり駐車出来たのでしょうが、試してないので何とも言えません。
とは言え、以前と比べれば「使えるレベル」になっているのは間違い無いでしょう。
車を降りて、いつもの様にトランクを開けてみます。
十分なスペースがあります。
このスペース拡大にはリアにあった補機バッテリーをフロントに移動した事も貢献しています。
ECUをコンパクトに出来たことで補機バッテリーを前に置くことが出来る様になりました。
これも進化点ですね。
ちなみにカバーをめくるとこんな感じ。
トノカバーを使わない時はここに収めることが出来ます。
トノカバーを使わない時は外してどこかに置いておかないといけない車もありますので、車内に収められるのは評価高いです(^。^)。
試乗車にはAC100Vコンセントが付いていました。
これ、素の「A」グレードはオプションなので、試乗車にはオプション装備していた様です。
オプション装備と言えば、試乗車にはドライブサポートイルミネーションが付いていましたが・・・。
これ、夜はキレイなのでしょうが昼間はあまりよくわかんないですね(^_^;)。
白磁の皿をイメージしたフロントコンソールトレイ。
これ、私的にはト○レっぽくてあまり好きになれません(+_+)。
自動防眩付きのインナーミラーは素の「A」グレードも標準装備。
ミラーの上には“Toyota Safety Sense P”のセンサーが装備されています。
と言う事で、「新型プリウス」の進化を確かめることが出来ました。
ただ、ディーラーのある場所周辺がフラットな場所なのでしょうがないのですけど、山谷や目地有り道路なども試乗出来ると「新型プリウス」の進化がさらにわかるのでしょうね。
ちなみに、走らせなくてもわかるドアの閉まりやシートの座り心地、内装の上質化などは、確かに進化してると思いました。
次の期待は「新型プリウス」ベースのPHV。どんな車になるのか楽しみですね~。
新型プリウス ウェブリンク
◎トヨタ 新型プリウス ニュースまとめ | GAZOO.com
◎【PRIUS】イメージムービー
2014年試乗履歴まとめ 2014年「試乗しました」リンク集まとめ | |
2013年試乗履歴まとめ しのぴん「試乗しました」勝手に(?)人気アワード2013 |
>寂しいもんですね。
僕も2年間単身赴任生活を経験して、
妻の存在の大きさを実感しました(*´∇`*)
by johncomeback (2015-12-20 21:16)
johncomebackさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
単身赴任して思いますけど、やっぱり夫婦・家族は一緒に生活するのが一番ですね!!。
by しのぴん (2015-12-20 21:33)
プリウスに乗ったことがないのですが、次に乗り換えるとしたら
プリウスを候補にしたいと思っています。
プリウスαはまだかな。。
by 司馬亮 (2015-12-20 23:03)
司馬亮さん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
プリウスを候補にされるという事であれば、デビューしたての今が試乗しやすいので、試乗することをお勧めします。
プリウスαは2011年デビューで、2009年デビューの3代目プリウスから2年後に出ていますから、プリウスαのフルモデルチェンジは2017年あたりでしょうか?。
ちなみにプリウス派生車はワゴンよりSUVが先にデビューしそうですね。
by しのぴん (2015-12-20 23:36)
しのぴん さん
なるほど。プリウスαは2017年頃が予想されるのですか。
結構先なのですね。
プリウスに試乗してみるのも良さそうですね。
by 司馬亮 (2015-12-22 00:26)
司馬亮さん、再度のコメントありがとうございます。
現行プリウスαの3列シート版はサードシートがかなり狭いので、次期プリウスαに3列シート版があるなら、そこが改善されるといいですね。
ジャーナリストには新旧プリウスを準備して比較試乗させたそうですが、同じ様な比較試乗をさせてくれるディーラーがあると面白いのですけどね(^。^)。
by しのぴん (2015-12-22 02:29)