マイチェンしたクラウン アスリートのターボに試乗しました [車]
マイチェンでターボエンジンが搭載された「クラウン アスリート」に試乗しました。
自宅に戻った時はちょうど東京モーターショー絶賛開催中でしたが、そちらには行かずいつもの神奈川トヨタ港南店に出かけて「クラウン アスリート」のターボエンジン搭載車に試乗してきました。
試乗車のグレードは「2.0 アスリートS-T」。
ボディカラーは「ダークマイカメタリック」で、CMに出てる様な特別色ではありません。
リアランプの丸い部分はメッキで縁取られました。これは戦闘機のアフターバーナーをイメージしているそうな。
ドアを開けて運転席に乗り込みます。
シート表皮はブラックのファブリックですね。
シートに座るとこんな感じ。
メーター自体はマイチェン前と変わりない？。
センターコンソールも大きな変更は無いのですかね？。
では試乗開始です。
スタートボタンを押してエンジン始動。このターボエンジンにはアイドルストップが装備されているのですが、まだ冷えているのかアイドリングを続けます。
その音ですが、回っているのを感じさせないくらい静かなんです。
例によって神奈川トヨタ港南店の試乗コースはまず最初にキツイ坂道を上るのですが、アクセル踏み込んでもこの静けさは変わらず。
音質的にも6気筒ほどではないにしろ、4気筒だからイマイチというネガな感じはありません。
「クラウンは6気筒じゃないと」と言うユーザーに対しても、これなら大丈夫だと思います。
この試乗コースの段差が多い坂道の乗り心地チェックですが、ここでまた驚きが。
試乗車が装着していた225/45R18のPOTENZA。
このタイヤはかつて試乗した時、乗り心地がイマイチだと評価したマイチェン前のアスリートが履いていたタイヤと同じなんです！。
 | 2013/01/20 新型クラウン（S21系）アスリートに試乗しました |
確かに段差通過時はタイヤが硬いかなと思わせますが、ショックの吸収には適度な「いなし」を感じさせます。
ボディは接着だけでなくスポット溶接の打点も増やし、同時にダンパーの大幅な見直しを行っているとの事。その効果は絶大です！。
今回もいつもと同様妻にリアシートチェックをしてもらいました。
かつて試乗した時は「乗り心地最悪、これでリアに座って長距離は無理！」と言っていましたが、今回は「以前とは全然違う。突き上げは感じられないし、これなら九州まで乗って帰りたい（リアシートで）」との事(^_^;)。
シートは相変わらず良かったし、足元は余裕あるし、座っても圧迫感は無いし、座り心地の良さは変わらない。その上乗り心地が改善されたので、これなら薄いタイヤのアスリートでも問題無い様です。
以前あれだけひどく言っていたのに、今回は「『いつかはクラウン』の意味がわかるわ～。」と大絶賛でした(^｡^)。
ここからまたドライバー目線に戻して･･･。
エンジンが暖まると信号停止でアイドリングストップでエンジン停止。再始動しても振動はほとんど感じず静かです。
ちょっと前方が開けたところで、パドルシフトを使って軽く加速してみると、加速感にややスムーズさが足らない？。
ターボだしNAよりトルクもあるので「ターボらしい加速」をするのは当然と言えそうですが、V6の2.5Lから乗り換える事を考えると、なんせクラウンなんだしもうちょっとトルクの出方がNAっぽい方が良いかも。
次はクルコンチェックです。
試乗車にはオプションのプリクラッシュセーフティシステム（ミリ波レーダー方式）が装備されています。
ステアリング右下の「しゃもじ」がトヨタ独自のクルコン操作スイッチで、ミリ波レーダーによるブレーキ制御付きレーダークルーズコントロールとなっています。
設定速度は約50km/h～100km/hだそうで、試してみると下は47km/hまでセット出来ました。
設定速度を変更する時は「しゃもじ」を上下させるのですが、操作すると1km/h刻みで変更可能な上に、設定速度がメーター内のモニターに表示されます。我が家のエスハイは設定速度がわからない上に、設定速度の変更は約1.6km/h刻みと微妙･･･。次に乗る車は1km/h刻みで変更可能なのに乗りたいな～(^_^;)。
しかし実はこの装備、マイチェン前のオプションと同じであり、今トヨタが売り出し中の“Toyota Safety Sense P”ではありません。
なので、残念ながら停止まで制御は出来ず、クルコンで走っていても前方の車が接近し速度が落ち40km/h以下になると制御が停止してしまいます。
マイチェン後のクラウンには、てっきり“Toyota Safety Sense P”が付くものと思っていましたので、この点は非常に残念･･･。
ちなみに“Toyota Safety Sense P”が間に合わなかった理由は、新装備「ITS Connect」の開発に時間かかったためなんだそうな。“Toyota Safety Sense P”、間に合わせて欲しかったです。
現行モデルのクラウンが次期型にフルモデルチェンジするまで、もう1回位マイチェンするでしょうか？。その時には“Toyota Safety Sense P”が付くかも？。
と言う事で試乗終了。
いつもの様にトランクを開けてみます。
さすがクラウン、トランクは広々としていますね～。
横から見るとタイヤの薄さがわかります。
これであの乗り心地なら、このタイヤでもイイナ～。
と言う事で、マイチェン後の「クラウン アスリート」は、好評の外観に大きな手直しは無いですが、中身･･･特にボディとサスの変化はかなり大きいと感じました。しかしこれなら最初からやっといて欲しかったなって感じもしますが(+_+)。
2.5LのV6から2.0Lターボの直4になり、アイドリングストップも付いて燃費は向上していますが、ハイブリッド車には到底及びませんので、燃費重視であればハイブリッド車を選んだ方が良いでしょう。
それから「クラウン アスリート」のみに設定される「ジャパンカラーセレクション」。
これ、ボディカラーのみで税込み27万円、インテリアカラーまで加えると税込み55.62万円と言う驚きの価格だったりします！！。
「ジャパンカラーセレクション」、結構いい色あるんですけどお値段もよろしい様で(+_+)。
マイチェンクラウン ウェブリンク
◎トヨタ、“ジャパンカラーセレクション”の12色を全車展示した「クラウン」発表会 - Car Watch
◎【CROWN ATHLETE】2.0Lターボエンジン 試乗インプレッション
 | 2014年試乗履歴まとめ 2014年「試乗しました」リンク集まとめ |
 | 2013年試乗履歴まとめ しのぴん「試乗しました」勝手に（？）人気アワード2013 |
このタイヤとは、さすがにアスリートですね。４気筒ターボだと、車が重いと加速に影響するかもしれませんね。大きくて、リアシートはゆったりでしょうね。
by newton (2015-11-05 18:06)
newtonさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
試乗車のアスリート、タイヤ薄くても乗り心地悪くないのがいい点ですね。
2Lのターボエンジンですが、加速し出すとそこそこ早いです。
クラウンなだけにリアシートは楽ですよ！。
by しのぴん (2015-11-05 21:05)
オーナーで～す、自分のはミシュランが着いてきました。やはり欧州
タイヤはアウトバーンを意識し作っているそうです、・・・なんか
硬い うるさい 日本の道路に合うのはやはりBSかな。
0→70はカッタルイ 80～は あっという間に150以上 ヤヤばい(;'∀') ウチの所どいなかだから 国道 90でも追い抜かれるよ
丁度いいくるまです。
by いなかもん (2017-07-06 14:00)
いなかもんさん、ご訪問&コメントありがとうございます。
ミシュランもブランドによっては乗り心地いいと思いますが、スポーツ指向のブランドなのでしょうね。
それにしても90で追い抜かれるなんて、国道なのに高速道路そのものですね(^_^;)。
もう次期クラウンのスクープが出だしましたが、国内向けなのにニュルで走り込んでる写真が！？。クルマのデキが気になりますね。
by しのぴん (2017-07-06 20:58)
ヘラヘラして飛ばし自慢もいいけど、それ違反だからね。
どういう神経をしているのかわからないけど、こういうバカな輩がいるから、無関係の巻き込まれ死亡事故が減らないんだろうな。人の命を何だと思っているんだ。
by ゲスト (2017-07-08 15:38)
ゲストさん、ごもっともな意見ありがとうございます。
スピード出し過ぎはいけませんね。
by しのぴん (2017-07-09 06:33)