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インフィニティバッジの日産車 スカイライン ハイブリッドに試乗しました [車]

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日産ディーラーで買えるインフィニティバッジの日産車、スカイラインのハイブリッド版に試乗しました。


前回の日産車フェアではリーフに試乗しましたが、今回はスカイラインに試乗してみました。
実際はスカイラインに乗る前リーフに試乗してますが、ここではスカイラインだけに焦点を当ててみました。

現行スカイラインは2013年11月11日に発表され、まずハイブリッド搭載車を2014年2月末に発売開始し、ダイムラー製の2Lターボ搭載車は2014年7月に発売されています。
スカイラインが「インフィニティバッジ」と言う事で賛否両論出ましたが、「インフィニティバッジ」を付けた事で「スカイライン」のブランド名を消さずに済んだのですから、個人的にはこの選択悪くなかったのかなと思います。
ハイブリッド搭載車が出てからすでに10か月ほど経過してますが、ちょっと遅めの試乗インプレッションです(^。^)。

試乗車はベーシックグレードの「350GT」。
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ボディカラーは「ラディアント レッド」。
スカイラインは全色がすりキズや引っかきキズを時間とともに修復する「スクラッチシールド」塗装となっています。

ハイブリッドかターボかは後ろのエンブレムでわかります。「350GT」がハイブリッドで「200GTt」がターボ。
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さすがに現在の常でグレード名は付いてませんが。

では試乗車に乗り込みます。
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ハイブリッドのベーシックグレードとは言え税込み460万円オーバーですから、さすがに内装は高級感があります。
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でもってドアの閉まり具合がスバラシイ!。後席のドアも開閉してみましたが、前席ドアと同様イイ感じで閉まりますね~。ここでまた高級感アップです♪。

メーターを撮ったのですが・・・。
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ステアリングにピントが合ってしまってた(+_+)。いまだに「DSC-RX100M2」の扱いに慣れてません・・・。

では試乗スタート。ハイブリッド車ですがシフトレバーは普通のAT車と変わりません。
シフトを「D」にセレクトして走り出すと、最初はモーターのみでの走行となり静かなモノです。

横浜工場内を走ると所々段差がありますが、段差通過時に突き上げを感じます。

装着していたタイヤは225/55RF17のPOTENZA。
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スカイラインは全車ランフラットタイヤが標準装備となります。
段差で感じる突き上げはスポーツタイヤPOTENZAの上にランフラットタイヤと言う影響もあるのでしょうか?。でもこの硬さはショックのセッティング?。
ちなみにスカイラインは乗り心地向上するダブルピストンショックアブソーバーが全車標準となっています。ダブルピストンショックアブソーバーは「ダブルピストン構造により、路面からのゴツゴツした振動伝達を抑えました。」となっているので、段差のショックは吸収してくれてると思うのですが…。

リーフの時は運転していた妻ですが、スカイラインではリアシートに座っています。
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ゲっ、なんだこのピンぼけは・・・。どうもシャッター速度がかなり遅くなってた様子。あかん・・・まだ「DSC-RX100M2」をよく理解出来てません(T.T)。

話戻って妻のリアシートでの印象ですが、まずシートの印象が良かったとの事。
シートのクッションが「詰まっている」感じで高級感があり、座り心地は素晴らしかったそうな。クルマの横幅が広いのでシートがゆったりしているし、デミオでは酷評だった肘掛けの位置もスカイラインの場合は両ウデの肘掛位置がバッチリで、肘を置いて座ると最高に気持ち良かったそうです。
しかし気になったのはワタシと同じく段差の突き上げで、これはタイヤじゃなくてショックの硬さではないかと感じたとの事。やっぱりスカイラインは「GT」を謳っているので、ショックをスポーティーな設定にしているのでしょうか。
ただ、同時にボディがしっかりしている感じも伝わってくるので、ガタガタして安っぽいと言う印象はありません。

スカイラインには標準でクルコンが付いているので、そちらも試します。
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これ、ACCじゃなくて一定速度だけのクルコン。上位グレードになるとACCになりますが、試乗コースは工場地帯の中、しかも日曜日クルマはほとんど走ってないから、ACCのチェックは仮に付いていても出来ませんけどね(^_^;)。
クルコンセットして走ってみると、設定速度もトヨタの通常クルコンと違ってちゃんと数値で表示されます。
そして制御のオーバーシュート、アンダーシュートともに感じられず。うーーん、なんで我が家のエスハイはクルコンの制御がイマイチなんだろう・・・。

同乗した営業の方が是非体感して欲しいと言う装備が世界初装備の「ダイレクトアダプティブステアリング」。
これはステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵するシステムで、ある意味やりようによってはステアリング操作信号によるタイヤの制御をどうにでも出来るワケですね。

その操舵感はこの写真右下にある「DRIVE MODE」セレクターで切り替える事が出来ます。
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まずは標準の「STANDARDモード」で走行。その感触を覚えたまま次に「SPORTモード」に切り替えてからコーナーに侵入。すると操舵量が少なくてもステアリングが切れるようになっていて、ステアすると思った以上にクルマがインに向く!!。
この切れ込む感触が結構イイ感じですね~。とは言えこの感覚は以前試乗した「新型Cクラス」でも感じられましたが・・・。

「SPORTモード」のステアフィールが結構イイ感じだと思った後「ECOモード」に切り替えたところ・・・あれれ、なんか変な感じ?。
直進していると中立付近がなんか「あいまい」と言うか「宙に浮いた感じ」と言うか、ちょっと気持ち悪いんです。
で、再度「SPORTモード」に戻すと中立付近の遊びが減って違和感が無くなる・・・。どうも「ダイレクトアダプティブステアリング」の「操舵応答性」⇒「おだやか」の設定は自分には合わない様です。
この設定は「PERSONALモード」でカスタマイズ出来る様なので、色んな設定を試してみて自分好みを見つけるのも楽しいと言えるかも!。

そうそう、「DRIVE MODE」セレクターで切り替える事によってパワーユニットの制御も変わるのですが、アクセル踏み込むと「SPORTモード」じゃなくてもパワフルな加速をするので(なんと言っても世界で一番早いハイブリッド車ですから)、ワタシには切替による変化はあまりわかりませんでした(+_+)。

ハイブリッドの印象ですが、ゼロ発進でアクセルをグッと踏み込んでフル加速すると、最初の一歩でちょっとだけまごつき、すぐクラッチが繋がるのですがその瞬間に軽いショックを感じた後、V6 3.5Lエンジンの唸り音と共に鋭い加速が始まる・・・って感じでした。
出だしのみちょっと違和感ある加速ですが、違和感を感じる時間はほんのちょっとだけ。
ゆっくり踏み込めばモーターのみ走行から始まり、次にエンジンが繋がってもほどんど気づかないシームレスさを実現できています。

と言う事で試乗終了。
今回は日産車フェアでの試乗だったので、トランクやボンネットあけたりなどじっくりチェックしてなくて、その辺の写真は全然ナシです。

スカイライン ハイブリッド、なかなか良かったですね。
「それは高額車だからなんだろう?」と突っ込みが入りそうですが、やっぱりお金かかってるだけ良いクルマに仕上がってます。
足回りは自分の好みよりちょっと硬めですが、スポーティー路線を好む人にはむしろこの方がイイと感じるのでは。
オマケにハイブリッドでありながらエコ一辺倒じゃなくてパワフルだし、逆にハイブリッドだからこそ上手く走れば良い燃費も叩き出せそう。今回は燃費計チェックしませんでしたが、営業の方曰く「普通に走って10km/L以上は出てる様ですよ」との事。燃費良く走るコツを掴んで上手く走らせればもっと良い燃費で走れそうな感じがしました。
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日産は今後このクラスより下のハイブリッド車を順次増やしていく様です。
すでに将来技術の中に「FF車専用ハイブリッドシステム」を紹介していますので、次にどんな車種にハイブリッドを搭載してくるのか楽しみですね!。

スカイライン ハイブリッド ウェブリンク
日産:スカイライン [ SKYLINE ] セダン | このクルマの魅力 | ハイブリッド車
【特別企画】日産のプレミアムセダン「新型スカイライン」の魅力に迫る

◎試乗:日産スカイライン

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コメント 4

すーさん

日産のハイブリッド車はバックギアに入れた時の
音がなんだかSFチックで面白いですよね^^。
by すーさん (2014-12-16 05:43) 

しのぴん

すーさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
スカイラインに試乗した時バックしてないんです(^_^;)。
また試乗する機会があればチェックしたいです!。
by しのぴん (2014-12-16 12:48) 

楽しく生きよう

興味出てきました。
試乗してみようかな。
ハイブリッドの発進がイマイチのよう。
by 楽しく生きよう (2014-12-16 18:35) 

しのぴん

楽生さん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
「ダイレクトアダプティブステアリング」は体験してみると面白いかも。
出たばかりの頃イマイチの評価でしたが、最近はランニングチェンジでフィールが以前より良くなってるらしいですよ。
発進イマイチに感じたのは出だしの一瞬だけですので、そんなにひどいモノではないと思います。
スカイライン、是非乗ってみて下さい。出来ればハイブリッドとターボ両方乗り比べが出来るといいですね。
by しのぴん (2014-12-16 20:45) 

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