アイサイト(ver.3)の実力チェック レヴォーグに試乗しました [車]
新しくなったアイサイト(ver.3)の実力チェック。レヴォーグに試乗しました。
ただ今納期が3ヶ月と販売が絶好調のレヴォーグ、もう発売されてからそれなりに経過して試乗記も巷にあふれてます。
神奈川ローカルのTVKで放送されている「クルマでいこう!」も6月22日放送分ですでにレヴォーグ試乗済み。
2人の評価はこの様になりました。
2人とも走りは欧州車に負けない質感だと褒め称えております。
確かにレヴォーグの走りの質は良いかも知れませんが、売れてる理由の中には進化したアイサイトを搭載しているのもあると思うんですね。
しのぴんは「LEVORG DRIVING EXPERIENCE」の東京会場イベントに当選しましたので、7月6日にレヴォーグの試乗をしているのですが、残念ながらここではアイサイトの機能を生かした走行試乗は出来ませんでした。
なので、ちょっと厚かましいかも知れませんがアイサイトを体感させてもらう為に、近所のディーラーで試乗させてもらいました。
出かけたのは以前BRZに試乗した「神奈川スバル港南店」。こちらは試乗コースがアイサイトチェックに好都合なルートになっております。
こちらには1.6Lと2.0Lののレヴォーグ試乗車がありますが、アイサイトが付いているのは2.0Lの方。
試乗車のグレードは2.0GT-S EyeSight。ボディーカラーは「クリスタルブラック・シリカ」です。
げげっ、ピンぼけだ。
では試乗車に乗り込みます。
またピンぼけ(T.T)。
GT-Sのシートは肩パッドが付くタイプで、スポーティーなイメージ。
メーター回りはこんな感じ。
ステアリング右側にはアイサイトのクルコン関係のスイッチが。
今回はアイサイトのクルコンを使って走るので、出発前に操作方法を詳しく教えてもらいます。
オートマのシフトレバーは前後に動かすタイプ。マニュアルモードはパドル操作となります。
シフトレバーをDにセレクトして電動パーキングブレーキを解除し試乗に出発!。
SI-DRIVEは一番緩やかな「インテリジェントモード」を選びましたが、2.0Lターボは軽く踏み込んでも十分以上の早さで加速してくれます。
路上の段差を通過する時の動きは、路面の形状をそのままトレースする様に感じます。
なので硬いか柔らかいかと言われると「硬い」部類だと思うのですが、段差を通過する際の「ガツン」と言うキツイ突き上げは生じません。
GT-Sのショックはビルシュタイン。
フロントフェンダー内を覗くと、これがビルシュタインだと言わんばかりの黄色にペイントされたショックが見えます。
ビルシュタインダンパーについてカタログには「レヴォーグの操縦安定性と乗り心地をさらに高め・・・」と書いてあります。乗り心地の違いはノーマルショックに乗ってないのでわからないですけど、操縦安定性については「LEVORG DRIVING EXPERIENCE」でのスラローム体験もありイイんだろうなぁと思います。
タイヤは225/45R18のダンロップSPORT MAXX 050。
このタイヤはどちらかと言うとスポーツ走行向けでしょうか?。
舗装が粗い区間を走ると路面の状況をそのまま伝えてくる感じがしたので、これはタイヤが拾っているんだろうなぁと思います。
今回乗り心地チェッカーの妻は助手席で試乗。なのでリアシートチェックは出来ておりません。
あらまたポンボケ(T.T)。
このリアシート、ちゃんとリクライニングするんですよね。なので遠乗りしても後席は辛くないのでは?。
助手席での乗り心地についてのインプレッションですが、シート形状も良いしパッドの硬さも適度だし、ショックは硬めだけどそれほど不快ではなかったとの事。なのでスポーツ指向のGT-Sを選んでも乗り心地がツライくなると言う心配は無いだろうと思います。
ちなみにGT-Sはスポーツシートなのでサイドサポートで体をホールドされ、コーナーでも体が左右に揺すらないから、これも乗っていて楽な点だと言ってました。
おっと、肝心のアイサイトでした。信号で停止したところで再度レクチャーを受けクルコンのスイッチを入れます。
画面中央左のメーターマークがクルコンON、左のクルマアイコンがアクティブレーンキープONの状態。
そうそう信号停止中でもエンジンブルブル・・・。そうか、2.0Lターボはアイドルストップ付いてないんですね。エスハイになれきっている妻曰く「止まってる間がウルサイ」と言ってました(^_^;)。
走り出して速度が乗ったところで、ステアリングボタン右上のレバーを「SET」側に押し下げる事で速度セット完了。以降設定値を上げるときはレバーを押し上げて+5km/h、下げると-5km/hという感じで設定を変更していきます。
正面のディスプレイに設定値が表示されるのはイイですね。我が家のエスハイのクルコンは何キロに設定されているか分からず、速度が安定したところでやっと何キロにセットされてるのか分かる仕組み・・・ってかそれって仕組みか?ちょっと古くさいんですよね現行トヨタクルコンは。
バイパス道路を前のクルマについていきながら走ります。アクティブレーンキープが作動する速度になったところでゆるい左コーナーが迫ってきました・・・おぉ、ステアリングに軽く補助的動作を感じます。ただホントに軽い動作・・・それにより自力でレーンキープしてる様には感じませんでした。
その状態で右にやや深く曲がるトンネルに突入・・・うーーん、レーンキープ効いてる感じしないなぁ。コーナーが深いからかトンネルが暗いからか、はたまた速度が落ちすぎたか・・・。
ま、いずれにしてもアクティブレーンキープはあくまでも「補助」なんですね。
前のクルマと離れた状態で前方信号が赤になり前のクルマが止まっています。こちらは60km/hのクルコン作動でその後ろに近づいていくのですが・・・いくのですが・・・いくのですが・・・げげっ、これ以上突っ込むのはコワイっ!!。
で結局「自分足ブレーキ」を踏んでしまいました(+_+)。
信号を左折してバイパスから降りるランプを下ります。そこでもクルコン作動してみましたが、左に侵入する部分で目の前にガードレールが見えたところで停止近くまで減速!。ある意味危険を回避する動作をしてくれました。
こういう場所ではクルコン使っちゃいけないんですね。
ちなみに車線逸脱警報や前方障害物警報などを解除するボタンはココに付いてます。
これは警報がウルサイ場合にキャンセルするボタンなんだそうな。
アイサイト(ver.3)、なかなか良く出来てると思いましたが、なにもかも上手く動作するワケではなさそうなので、動作を良く理解してあくまでも「補助的」に使う様にしないといけませんね。
ディーラーに戻ってトランクチェック。
ホントこのクルマのリアドアは動作が軽いですね。女性でも楽々扱える点はスバラシイと思います。
そうそう、このクルマのトピックはホイールのボルト位置を表すPCDが、スバルサイズの100から一般的な114.3に大変更!?。
これでいわゆる「スバル専用」ホイールだけじゃなくて、普通に扱われるホイールも付けられる様になりました(オフセットは気を付ける必要あるけど)。
と言う事で今回試乗した2.0L、街中で試乗してもパワーにあふれる走りで速度の乗りが良く、運転していて楽だなぁと思いました。でもまぁ我が家レベルだと、これほどのパワーはいらないかな?。
1.6Lは「LEVORG DRIVING EXPERIENCE」で試乗しましたけど、パワー的にはこれで十分な感じがします。
なので売れてるのが1.6Lの方が多いのわかる気がしますね。おまけにターボなのにレギュラーガソリンだし。
GTの足も体験してないので比較出来ませんが、ビルシュタイン足は高剛性ボディも相まって質感高い乗り心地なんじゃないかなと思います。GTの17インチのソフトライドが気になる所ですが、ボディがガッチリしているのできっとイイ乗り心地なんじゃないかなと。
全幅の数値を見ると思ったほどコンパクトではないレヴォーグですが、国内ではライバル不在のこのクルマ、納期短縮にはまだ時間がかかりそうです(^。^)。
レヴォーグ ウェブリンク
◎SUBARU : 車種紹介 > レヴォーグ
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レーンキープ弱いですか。
前回の試乗で失敗したので次ちゃんとスイッチ入れて確認してますね。
by 楽しく生きよう (2014-07-14 16:11)
楽生さん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
レーンキープの効きですけど、他のクルマであまり体感したことないので、あくまでも自分が受けたイメージです。
ひょっとしたら高速道路の様なラインがしっかり引かれた道であれば、レーンキープがしっかり効くのかもしれません。
by しのぴん (2014-07-15 00:28)