しのぴんの車遍歴 [5] AE86カローラレビンGT2ドアクーペ [車]
しのぴんの車遍歴、5台目はこの車でした。(とうとう本格参戦!?)
「しのぴんの車遍歴」シリーズ、第4弾「しのぴんの車遍歴 [4] ミラージュⅡ」に続く第5弾です。
ミラージュⅡは元々当面の『アシ』として使う車でしたので、この車に乗りながら次の車を探していました。当然狙いは競技が出来る車(^。^)。でもまだ社会人になったばかりで、新車なんてとても買えませんでしたから、中古車巡りをしておりました。
当初はダート走行にも未練があったので、日本初のフルタイム4WD車『ファミリアフルタイム4WD』の中古も気になってました。
しかし中古車でもこの車はまだ高かったし、ダート走行してると下回りがガチャガチャになるから、コストがかかりすぎるなぁと思い、参加する競技はダート系ではなく、舗装系のジムカーナでいこうと決意しました。
そこで、ジムカーナが出来る中古車として狙いを定めたのが、今や名車となったAE86。しかし、AE86だったらなんても良いわけではなく、ジムカーナ向きなのは車重が一番軽くてリアがドラムブレーキの「2ドアGT」。また、AE86にはリトラクタブルライトのトレノと固定ヘッドライトのレビンがありましたが、自分の好みは『レビン』の方。なので、ターゲットは『AE86カローラレビンGT2ドアクーペ』となりました。しかしこれを中古で探すのが結構大変だったんです(+_+)。
AE86は当時から競技車として使われることが多く、中古車に出ているのも改造車がほとんど。中古車巡りをしていたとき、やっと外見がキレイな2ドアGTグレードを見つけたのですが、下回りを覗いてみると跳石が当たった跡がたくさん・・・ダート走行上がりの中古車だったのがわかりパスしました。
そんな中、福岡にある筥崎宮で行われる秋祭り「放生会」に行ったとき、そこの露店として来ていた中古車屋の展示車の中に、とても程度の良い『AE86カローラレビンGT2ドアクーペ』を発見!!!。おまけになんとこの車、競技ベース車とも言えるGTグレードなのに無改造車でした!!!。この車に出会わせてくれた筥崎宮の神様に感謝m(_ _)m。
ちなみに購入価格は90~95万円位だったかな?。確か100万円はしなかったと思います。
AE86レビンGT2ドアクーペのスペックは以下の通り。
車 名 | 全長 mm | 全幅 mm | 全高 mm | 車両重量 kg | エンジン型式 | エンジン最高出力 ps/rpm |
カローラレビンGT2ドアクーペ | 4180 | 1625 | 1335 | 900 | 4A-GEU | 130/6600 |
新しい『アシ』を手に入れた後、ミラージュⅡは実家の母の『アシ』として譲りました(^。^)。
ドノーマルだったAE86は、ジムカーナ参戦に向け徐々に改造。
最初は13インチのアルミ(中古のエンケイ ラリーコンペ)にダンロップD76Jというセミレーシングタイヤを履いていました。下のステッカーは参考写真で、実際に履いていたのは70シリーズです。
ところでドアの黒いメーカーロゴですが、これは黒のカッティングシートを買ってきて自力で作りました(笑)。ただ、それだけだとカッティングシートとボディの段差にワックスかすが付いて汚くなるので、上から透明のカッティングシートを貼るという念の入れようでしたが(^_^;)
続いてナルディクラッシックとクワトロスポーツのバケットシート。
このシートが派手な色だったので、よく目立ちました(^_^;)
シートベルトにはウィランズのパッドを付けてますけど、ベルトはCMR(チェックマンレーシング)の4点式でした(^_^;)
この他の改造ポイントはこんな感じでした。
○ジムカーナ用ショックアブソーバー(カヤバ)
○4ピニオンLSD
○シビエハイワッテージバルブ
○フロントテンションロッドのブッシュを強化ゴムブッシュに交換(ステアリング応答性対策)
○リアサスリンクのブッシュを強化ゴムブッシュに交換(ジャダー対策)
・・・うーーん、案外改造してなかった様な(笑)
そしてジムカーナに出場!!
これは北九州の「青山カートウェイ」(今の北九州カートウェイ)で行われたイベントでのショット。
まだダート走行癖が抜けなくて、どこでもドリフトしまくっていたので、タイムはイマイチでした(+_+)
ちなみにボンネットにある黄色いモノは洗車用スポンジで、ボンネット先端の位置を掴むために挟んだもの。それから運転席側のドアミラーも、視界を広げるために前方へ畳んでます。ま、このミラーについては、当時ジムカーナ界のスーパースター、森田勝也選手のマネしただけですけどね(^。^)。
この写真も多分「青山カートウェイ」だと思います。
ホイールが違うのは、さすがに70タイヤでは限界を感じたので、14インチのホイール(白色はこれまた自力で缶ペン塗装)を手に入れ、60シリーズのタイヤに履き替えました。
タイヤは確かブリヂストンのRE61S(下は参考写真)だったと思います。
この写真は今は無き「三井オートスポーツランド」(今はモビリティ大牟田となり場所も名前も変更)でのショット。
成績は徐々に良くなり、たまにトロフィーやメダルをもらいましたが、残念ながら優勝には至らず・・・でしたね(T.T)
このイベントでは同じチーム所属の「George Shiota」選手と共に出場しました。
色違いのCMRのレーシングスーツ・・・懐かしいなぁ。
彼のマシンは、ZCエンジン搭載の「CR-X Si」(EF-8)でした。
これは飯塚オートレース場の駐車場で行われたイベントでのショット。
確かこのイベントの時に、デビューしたてのVTECエンジン搭載「CR-X SiR」(EF8)を見た気がします。
VTECエンジンは、レブリミットが8000回転とかなりの高回転型だったので、全開にしたときのエンジンの音が7000回転がリミットの4A-GEUより一回り『上』まで伸び、ストレートで車速が伸びるなぁ~って印象を受けましたね。
この衝撃を受けた後に乗った車は・・・(続く)
☆AE86カローラのリンク集
○トヨタ・AE86
○トヨタ・カローラの年表
○AE86
○トヨタ 1983 カローラ(AE80型)
☆テレビコマーシャル動画
1984 toyota corolla liftback commercial |
☆過去ブログへのリンク
懐かしシリーズ | タ イ ト ル |
懐かしの1987年日本GP | |
しのぴんの車遍歴 [1] だるまセリカ | |
しのぴんの車遍歴 [2] ニューギャラン | |
しのぴんの車遍歴 [3] TE71カローラGT4ドアセダン | |
しのぴんの車遍歴 [4] ミラージュⅡ |
これも素晴らしい、イグニッションキー周りの黄色の塗装(ビニールテープ?)がマニア心をくすぐりますな。
しかし、G・shiota選手の潤沢な活動資金を思いだします。
by ゲルハルト (2010-11-27 21:03)
ゲルハルトさん、毎度コメントありがとうございます。
キー周りの黄色は、ビニールテープで正解です。これ以外でマニアっぽいのは、助手席に取り付けていた消火器でしょうか。
George Shiota選手がMR-2からCR-Xに乗り換えたときは、ビックリしましたよね!当時はホント資金が潤沢そうでしたし(^_^;)
by しのぴん (2010-11-27 21:33)