新型プリウスの納期がとうとう１ヶ月に

10月15日付けのトヨタプレスリリースです。新型プリウスの納期がほぼ1ヶ月にまで短縮されてます。

8月21日の自分のブログに、納期目処の案内が8月17日から復活したと書きましたが、新型プリウスもいよいよ『普通の車並み』の納期となってきました。
平成21年6月19日付のトヨタプレスリリースの頃は納期7ヶ月以上！！ピーク時はもっと長かった新型プリウスの納期ですが、エコカー補助金が終わって急速に受注がしぼんできた様です。
もうこれくらいの納期になると、納期目処の案内は必要なさそうですね。

ただ、こうなることはトヨタも分かっている訳で、10月19日には『LEDエディション』なる特別仕様車を、プリウスとSAIに設定して発売予定。
これは、これまでイマイチ暗いハロゲンヘッドランプしか選べなかった15インチタイヤのモデルに、17インチモデルと同じLEDヘッドランプが装備されるもので、その他に内装も豪華になる模様。
価格はベース車よりLEDヘッドランプ分＋α高い様なので、特別仕様車と言っても安いワケではなさそう。
でも、17インチタイヤはいらないけど、暗いハロゲンヘッドランプはどうも・・・といった人たちが購入するのではないでしょうか。
とは言え、この程度のてこ入れでは、あまり販売台数が増えないかもしれませんね。

プリウスの販売台数を増やす本命は、来年発売されるワゴンボディの『プリウスα』でしょう。
この車には『プリウス』の名前が付きますので、『プリウス』の販売台数として加算されると思われます。

今後、ハイブリッド車の販売台数競争は、プリウスの独壇場とはいかないかもしれません。
10月8日に発売となったフィットハイブリッド。

プリウスほどの爆発的受注はされてない様ですが、予想以上の受注がある様ですね。

他に注目の車は、年末に出る新型ヴィッツでしょうか。
本家トヨタのサイトに、新型ヴィッツのディサー広告が出ていますが、今までと違って随分エッジの効いたデザインの様です。
柔らかい印象から一転するデザインとなる新型ヴィッツに勝算はあるのでしょうか？

いずれにしても、エコカー補助金が終わって激減した自動車の販売台数が、浮上してくれるといいのいですが・・・