我が家の炊飯器を更新! [家電]
写真の炊飯器を使い始めて約10年になりますが、このほど新しい炊飯器に更新しました。
これは三菱電機製で、IHが流行り始めた頃に買った物です。
1999年製になっていますが、購入したのは2000年の1月23日。横浜市営地下鉄の上永谷駅にあったソニーショップ「サンライフ」が閉店セールをやっていたときに買った物です(ナゼにソニーショップで炊飯器?)
当時マイコン炊飯器を使っていたのですが、米が美味しく炊けると言うIH炊飯器が欲しかったところに、この商品が閉店セールで安くなっていたので即購入!
ちなみに価格は21,100円。今はIH炊飯器もかなり増えて、この価格よりも安い商品もありますが、当時はこれでも結構安かったです。
買った当時、米を炊いてみたらホント美味しくて、とても感動したことを覚えてます。
炊きあがりも気に入って使い続け、10年選手となったこの炊飯器、実は全く使えないワケじゃなく、ちゃんと動いています。
それなのに更新だなんて、もったいないんじゃないですか?
でも実はこんな状況になっているんです・・・
まずは内釜。
テフロンはげまくりの上に錆びまくりです
この釜は1回新しい釜と交換しているんですが・・・
テフロンがはげて錆びも発生していましたけど、そこはなんとか耐えて使っていました。
ところが問題発生。
外蓋に付いている蒸気口のゴムパッキンなんですが、掃除のため外そうとしたらつい最近一部切れちゃいました
これを蒸気口にセットすると・・・
切れた部分がスキマになっています。
そして、スキマが大きくなったことで、蒸気の流れが増えてしまい、蒸気口から吹きこぼれるようになったんです!
この写真は2合炊いている時で、たいして吹きこぼれる状況ではありませんが、3合とか炊いちゃうととんでもないことに
まぁでも、これらの対策としては、部品を交換すればいいワケでして、古い炊飯器ですが部品が手に入らないワケでもなさそうでした。
そこをあえて更新するのは、ここでのカテゴリーである『省エネ』なんです。
色々とくたびれているこの炊飯器の最大炊飯量は5.5合。
でも、小食の我が家の場合、1回に炊く米の量は通常2合で、カレーなどで量を増やした場合でも3合が最大ってところ。
つまり普段だと、炊飯器の能力の2割程度しか使っていないのでした。
店頭で一番多く売られているのは、5.5合炊きのモデルなのですが、1回の炊飯で消費する電力量は、最大炊飯量が多いほど多くの電力を使う様なので、我が家のように最大でも3合しか炊かないのであれば、最大3合炊きのモデルを買った方が節電になるのではないか?
との考えで、今使っている5.5合炊きの部品を買うのではなくて、3合炊きの炊飯器を導入することにしたのです。
で、買ったのはこれ。
象印の「極め炊き」という加圧型のIH炊飯器です。
最初は店頭売りを買うつもりでしたが、お店に行って見てみると、ネット上で販売しているのに比べてかなり高い!
5.5合なら安売りモデルもあるのですが、3合炊きはマイナーなのであまり安くない様です。
結局ヤマダ電機の通販店「ヤマダ電機WEB.COM」で購入。価格は24,700円と5,187ポイントでした。
ちなみに近所のヤマダ電機の店頭売りは、ポイント還元込みでも25,000円を超えてました。。。一応同じヤマダ電機なんですけどね。
箱から出すと、こんな感じ。
すっきりとしたデザインで、自分的には好印象♪
内釜を見ると・・・
ハイ、しっかり3合炊きです(笑)
三菱の5.5合と並べて比べると、こんな感じ。
象印の方が一回り小さいですが、蓋に加圧用のメカが組み込まれている為、高さはあまり変わりません。
裏のラベルを見ると、
消費電力が、5.5合の方は1015Wですが、3合は700Wになってます。
って事で、気になるのはお米の炊き上がり具合と消費電力。
それを測るために、久々登場するのが『エコワット』です。
まずは5.5合炊きの炊飯器で、1回の炊飯に使う電力量を測定します。
その結果は・・・
この炊飯器で、1回の炊飯にかかる時間は41分。
電力量は0.26kWh。
1kWhあたり22円程度で計算すると、1回の炊飯で約5円かかりました。
次に3合炊きの炊飯器で、1回の炊飯に使う電力量を測定します。
今回はタイマーで朝6時に炊きあがる設定にして『エコワット』を取り付けましたので、待機電力を消費します。
この写真では0.01kWhを表示していますが、この時点でスイッチオンから1時間30分経過してましたので、予想では炊飯開始までだと0.04kWh位になっていると思われます。
なので、炊きあがり後の結果からこの数値を引く必要があります。
その結果は・・・
炊飯終了時の時間は6時間31分。取説では炊飯に60分かかると書いてますので、実際の炊飯開始は5時間31分頃?次回は手動で炊飯ボタンを押しての検証が必要です。
電力量はタイマー予約開始後からの待機電力を含んでも0.19kWh!
5.5合で炊いた時の0.26kWhより0.07kWh少ないです!。また、多分消費したであろう待機電力を引くと、実際の炊飯に使った電力量は0.11kWh少ない0.15kWhの可能性が。詳細は再度データ採取する必要がありますが、5.5合より節電になっている事は確認出来ました。
ちなみに電気代は4円と表示されてます。
単純に電気代は4/5になったって事ですね(^。^)
肝心の炊きあがりは・・・
米がピカピカ光ってます。
食べてみたらオイシイ!!
炊飯は水分量の調整が必要なので、まだ完全じゃありませんが、とにかく以前よりも省エネになったことは確認できたので、当初の目的は達成です!!
それにしでもメーカーは、5.5合ばかり作らないで、もっと3合の炊飯器のバリエーションを増やして欲しい物ですねぇ。
いや、さすがしのぴんさん。炊飯器もソニー関連だったとは・・・
そういえば、確かに3合炊きは少なくて、我が家でさえ5.5合炊きを使用しています。
しのぴんさんのところは、小食なんですね。
by ゲルハルト (2009-12-29 23:49)
ゲルハルトさん、コメントありがとうございます。
お宅は夫婦で5.5合とは恐るべしです!
ってか、3合の炊飯器はマイナーすぎですよね。
もうちょっとメジャーにして欲しいのですが・・・
by しのぴん (2009-12-30 00:17)