次期プリウスに新素材SiCパワー半導体搭載はナシ [車]
トヨタは2015年1月29日「新素材SiCパワー半導体搭載車両の公道走行を開始」というプレスリリースを発表しました。
「SiCパワー半導体はSiパワー半導体に比べて電力損失を70~ 90%削減できると予想されている」デバイスで、これを電動カー用のパワーコントロールユニット使うと電力損失が低減する事により燃費向上が期待されます。
このデバイスを使うことでHVの燃費10%向上を目指すと、トヨタは2014年5月20日にプレスリリースを発表していました。
これを見て一部雑誌のスクープに、40km/Lの燃費を目指す次期プリウスには燃費向上させるためSiCパワー半導体を搭載すると書いていました。
・・・ですが、今回発表されたプレスリリースには「2015年2月初めより約1年間、豊田市を中心に公道での走行試験を行う。」と書いてありますので、今年発売予定の次期プリウスには間に合わない事になりますよね?。
燃費向上の為にリチウムイオン電池を採用するのはほぼ間違い無いところでしょうが、この次世代半導体はまだコストも高いし市販車に採用するのはまだまだの段階なんですね。
でも次期プリウスの目標燃費は40km/L・・・今は32.6km/Lですから大幅向上する必要があります。
それと気になるのはデザインですかね?。
これは2012年に発表されたPHVコンセプトカー「NS4」。これが次期プリウスと言う事ではないでしょうが、カッコイイデザインで出て欲しいモノですね。
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