生産台数1000台は早い者勝ち? 日産 ”スカイライン NISMO”に試乗しました [車]
日産「スカイライン NISMO」は1000台(1000台以外に100台をLimitedとして抽選販売し2024年夏発売予定)の限定販売。なので普通のディーラーに試乗車はほぼありませんが、日産「GT-R」にも試乗可能な日産グローバル本社だと、さすが本社だけあっては試乗車を置いています。
ここでの試乗はオンライン予約なのですが、人気の「GT-R」や「フェアレディZ」と同様になかなか予約が取れません。特に土日の様な休みの日は瞬殺!。なので予約が解禁になる0時00分00秒になった瞬間、即予約を入れなんとか9月17日(日)の試乗枠をゲットしたので出かけてきました。
いつもの様に受付で試乗の注意点などのレクチャーを受け、早速試乗です。
フロントシートはこんな感じ。

RECAROシートはノーマルシートと異なり、リクライニングはダイヤル調整。

RECAROシートはノーマルシートと異なり、リクライニングはダイヤル調整。
運転席に座ります。

ステアリング上部の赤いマークがNISMOモデルの証。
メーターはフルスケール280km/hの専用品。


ナビ周辺。画面サイズは7インチ。

シフト廻り。このダイヤルは何に使えるのか聞かなかった(+_+)。

シリアルナンバーの付いたNISMOのプレート。所有感をそそります。


では試乗です。メーター左側にあるボタンを押してエンジン始動すると・・・案外静かな感じ?。
マフラーは400Rと共通なのかな?。NISMOの専用マフラーじゃなさそう。

マフラーは400Rと共通なのかな?。NISMOの専用マフラーじゃなさそう。

日産自動車グローバル本社を出て一般道に出る時、アテンダントさんが「特にゆっくり出てください」。
「GT-R」や「フェアレディZ」と同様に車高が低いので、速度を出して段差を降りるとフロントを擦ってしまうそうです。
「GT-R」や「フェアレディZ」と同様に車高が低いので、速度を出して段差を降りるとフロントを擦ってしまうそうです。
まずはドライブモードを「ECO」でスタート。すると、拍子抜けする位に普通の乗用車な感じ。
タイヤはダンロップのSP SPORT MAXX GT 600。

サイズはフロント245/40R19 98W、リアは265/35R19 98W。
タイヤはダンロップのSP SPORT MAXX GT 600。

サイズはフロント245/40R19 98W、リアは265/35R19 98W。

NISMOモデルなので構えて乗ったのですが、全然ゴツゴツ感を感じません。室内もそれなりに静かだしノーマルのスカイラインと大きな差は無いのかも。
Dレンジのままややアクセルを踏み込むと、イイエンジン音を奏でながら鋭い加速!。
パドルシフトも付いているのでこれも使ってみましょう。

加速時にパドルを操作すると、トルコンATらしく素早いシフトチェンジでポンポンギアを変えられます。公道の最高速度でパドルでシフトアップすると、7速ATですが最高5速までしか入りませんでした(^^;)。
パドルで楽しいのはやはりシフトダウン。なんてったってブリッピングするシフトダウンが楽しい!。イイ音するんですよね~この車も。「SPORT+」だとマニュアル操作をするとシフトショックが大きめに出る様になりますが、オートマモードで走ればそれも気にならなくなります。
パドルシフトも付いているのでこれも使ってみましょう。

加速時にパドルを操作すると、トルコンATらしく素早いシフトチェンジでポンポンギアを変えられます。公道の最高速度でパドルでシフトアップすると、7速ATですが最高5速までしか入りませんでした(^^;)。
パドルで楽しいのはやはりシフトダウン。なんてったってブリッピングするシフトダウンが楽しい!。イイ音するんですよね~この車も。「SPORT+」だとマニュアル操作をするとシフトショックが大きめに出る様になりますが、オートマモードで走ればそれも気にならなくなります。
「SPORT+」にすると足回りも締まってくる様ですが、段差でやや硬さを感じるものの不快な感じは無し。乗り心地を良くしている要因はシートかもしれない。
RECAROシートはクッションの厚みがあり、座り心地がとてもいいのです。

このシートなら長距離移動でも辛くないと思えました。
RECAROシートはクッションの厚みがあり、座り心地がとてもいいのです。

このシートなら長距離移動でも辛くないと思えました。
結局最後まで「SPORT+」にしたまま、パドルをカチャカチャ楽しみながら、トータル20分の試乗はあっという間に終わりました。
試乗後のトランクチェック。

トランクリッドをダンパーで支えている所がスバラシイ!。

トランクリッドをダンパーで支えている所がスバラシイ!。
アクセルペダルはオルガンタイプ。


ドアトリムはゴージャス&スポーティ。


フロントサイドのデザインは、サイドのGTエンブレムを横に倒したものだそうな。




横から見ると、ブレンボの赤いキャリパーやデカいディスクがカッコいい。


リアのバンパー下デザインはNISMOモデル共通言語。


真ん中はバックフォグですが、フォーミュラーカーみたいなデザインですね。


ドアサッシのメッキ。写真はわかりづらいですが、クロームブラックです。


400馬力の400Rからさらに上乗せしたエンジンを積んだ車なのですが、「ECO」のDレンジでゆったり走るとフツーのセダン。NISMOバージョンだけにゴツゴツしてるのかと思いきや意外と快適な乗り心地なので、普段乗りに問題なく使えます。
そして「SPORT+」に切り替えてマニュアルモードで走ると、軽く踏み込んでも鋭い加速!。なのに、乗り心地は極端にひどくなることは無く「SPORT+」で街中走っても問題ないかも?。その乗り味に貢献しているのがRECAROシート。このシートは是非付けたいアイテムです。
そして「SPORT+」に切り替えてマニュアルモードで走ると、軽く踏み込んでも鋭い加速!。なのに、乗り心地は極端にひどくなることは無く「SPORT+」で街中走っても問題ないかも?。その乗り味に貢献しているのがRECAROシート。このシートは是非付けたいアイテムです。
「スカイライン NISMO」の価格ですが、ベースの400Rが589.93万円に対して、NISMOが788.04万円、そしてお勧めのRECAROシート+カーボン製フィニッシャー装着車になると847万円と結構なお値段に。しかし高くてもRECAROシートは付けたいですね。
この赤いGTバッチ。これぞスカイラインですよね~。


◎日産 スカイライン ニスモ 試乗編! 400Rと別モノの走りに 後席の兵頭も喜ぶ! 2024 nissan skyline nismo
◎2023年の試乗履歴
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2023/07/16 プリウスのトップグレードになった 新型”プリウス”PHEVに試乗しました |
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2023/05/07 試乗車あるけどオーダー停止中 日産”フェアレディZ”に試乗しました |
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2023/01/29 試乗車来たけどオーダーストップ? 新型 ”プリウス”に試乗しました |
パドルシフトで操作できるなんて、F1マシンの気分にひたれそうです。
それにしてもこのボディーカラーが推奨なんでしょうか。
自分的には「?」
by starwars2015 (2023-09-19 09:10)
フルスケールのメーターが素敵ですね。でも、価格がネックです(涙)。
by newton (2023-09-19 14:37)
starwars2015さん、コメントありがとうございます。
シフトレバーでもギヤチェンジ出来るのですが、パドルシフトの方が楽しいですよね(^_^)。
このボディーカラーはNISMO専用色です。NISMOの誰が決めたか知りませんが、私も選ばないかな~と思います。
by しのぴん (2023-09-19 20:47)
newtonさん、コメントありがとうございます。
ショールームに400R展示していたので、メーターの違いを写真に撮って比較すれば良かったですね。
価格は・・・さすがに高いので私も無理です(+_+)。
by しのぴん (2023-09-19 20:54)