10年分の進化はいかに 新型 ”アクア”に試乗しました [車]
約10年ぶりにフルモデルチェンジした新型「アクア」に試乗しました。
ざっと見直したところ、加速は良いが内装がチープ、乗り心地は特にリアシートが硬いと言う感じ。
これが10年後のフルモデルチェンジでどうなったでしょう?。
これが10年後のフルモデルチェンジでどうなったでしょう?。
ちなみにコロナによる緊急事態宣言の影響からメガウェブでの試乗の出来なくなっているので、いつもお世話になっている「トヨタモビリティ神奈川 港南店」で試乗させていただきました。
試乗車はFFの「Z」。
カラーは「ダークブルーマイカメタリック」。これはオプションカラーではないので追い金なし。
カラーは「ダークブルーマイカメタリック」。これはオプションカラーではないので追い金なし。
フロントシートはこんな感じ。
内装はオプションの「合成皮革パッケージ」。
内装はオプションの「合成皮革パッケージ」。
このパッケージにはパワーシートも含まれます。
動作時の音がちょっとうるさいですが、細かい調整が出来て便利です。
動作時の音がちょっとうるさいですが、細かい調整が出来て便利です。
運転席に座ります。
このステアリングはヤリス系と共通ですね。
このステアリングはヤリス系と共通ですね。
メーターはセンターが液晶で左右は固定表示。
数字の表示パターンが普通のデジタル表示とは異なります。恐らく英文字兼用だからでしょう。
数字の表示パターンが普通のデジタル表示とは異なります。恐らく英文字兼用だからでしょう。
センターコンソール。
ゴージャスって程ではありませんが、チープ感は無くなりました。
ゴージャスって程ではありませんが、チープ感は無くなりました。
では試乗です。例によって「トヨタモビリティ神奈川 港南店」の試乗コースはまず最初にキツイ坂道を上るのですが、パワーは必要にして十分。まぁ今どきの車でパワー不足は感じられないですよね。
上りなのでエンジンが回りますが、音は3気筒独特の響きです。4気筒ほど上品じゃないですが、最近は3気筒の小型車が増えたので、そんなに違和感ないかも?。
上りなのでエンジンが回りますが、音は3気筒独特の響きです。4気筒ほど上品じゃないですが、最近は3気筒の小型車が増えたので、そんなに違和感ないかも?。
次にわざと路上のマンホールを踏んでいくと、ショックは多少あるもののゴツゴツした感じはしません。アクアの2WD Zグレードには「スウィングバルブショックアブソーバー」と言う、高級モデルに採用されている乗り心地重視のダンパーをフロントに採用しているので、その効果が出ているのでしょう。
履いているタイヤは185/65R15のブリヂストン「エコピア」。
エコタイヤはあまり乗り心地重視ではありませんが、それを補う効果がありそうです。
エコタイヤはあまり乗り心地重視ではありませんが、それを補う効果がありそうです。
今回リアシートチェッカーの妻が同乗しています。
リアもフロントと同様に乗り心地は悪くなかったとの事。
リアもフロントと同様に乗り心地は悪くなかったとの事。
また、シート自体が結構良くて、センターがファブリック、サイドが合成皮革になっているため、バケットシートの様に体が滑らず収まりが良い。
足元のぶるぶる感も少ないし、段差を超えた時にドンと突き上げることもなかったそうです。
初代アクアは硬くて走行中はずっと揺すられていて、フロアもシートも揺れるって感じだったのに比べて、かなり進化している様ですね。
足元のぶるぶる感も少ないし、段差を超えた時にドンと突き上げることもなかったそうです。
初代アクアは硬くて走行中はずっと揺すられていて、フロアもシートも揺れるって感じだったのに比べて、かなり進化している様ですね。
ではまたドライバー目線に戻りましょう。
走行中エンジンが掛かると、ちょっと音が気になってしまいますが、電池の充電量があって負荷が減るとすぐエンジンが止まります。我が家のハリアーHVと比べてモーター走行比率が多く、これなら燃費が良くなるのも当然って感じです。
走行中エンジンが掛かると、ちょっと音が気になってしまいますが、電池の充電量があって負荷が減るとすぐエンジンが止まります。我が家のハリアーHVと比べてモーター走行比率が多く、これなら燃費が良くなるのも当然って感じです。
次はクルコンチェック。
クルコンの内容は基本的に上位のトヨタ車と変わらず、ステアリング制御も付いてます。
クルコンの内容は基本的に上位のトヨタ車と変わらず、ステアリング制御も付いてます。
アクアには電動パーキングが付いてないので、停止時にブレーキホールドが出来ないと嘆かれる方も居ますが、クルコンをセットしておけば、停止時に「+RES」側へレバーを上げたら停止ホールド状態になります。
なので、電動パーキングが無くてもクルコンセットすれば停止時にブレーキから足を外せるので、そんなに嘆くことでもなさそうです(^_^)。
なので、電動パーキングが無くてもクルコンセットすれば停止時にブレーキから足を外せるので、そんなに嘆くことでもなさそうです(^_^)。
ステアリング制御も確かめましたが、車線トレースは若干左右に揺れる感じでまぁまぁのレベル。これはハリアーHVも同レベルなので、新型「MIRAI」などに加わった最新の制御モデル(試乗してませんが)を除くと、現在のトヨタ車の制御レベルは、この程度なのでしょう。
試乗の最後にアドバンスト パークを体験してみました。
これもオプションなのですが、いわゆる自動駐車機能です。以前も似たような機能はありましたが、人間がやった方が絶対早いよってレベルでした。
これもオプションなのですが、いわゆる自動駐車機能です。以前も似たような機能はありましたが、人間がやった方が絶対早いよってレベルでした。
しかしこれは違いました!。
まず駐車位置を決めるのですが、枠の近くに車を止めてステアリングの「P」ボタンを押すと枠の設定が出ますが、認識が一発で決められ人間が補正する必要なし。
枠が決まって駐車スタートすると、スルスルと前進してバックするポジションに車を移動し停止。すぐさまバックに入ってまたスルスルと後退。枠の中にキレイに入っていきます。
しかも車の動きが思ったより早くて、これは下手な人が運転するより遥かに早いレベル!。
最後は枠の中央に完ぺきに入れ自動的に終了し、「きれいに駐車しましたよ」と言わんばかりに全周囲を写しだします。イヤ確かにキレイに入ってますよ。マジで参りましたm(_ _)m。
これなら、駐車場で毎回使いたくなりますね!!。
まず駐車位置を決めるのですが、枠の近くに車を止めてステアリングの「P」ボタンを押すと枠の設定が出ますが、認識が一発で決められ人間が補正する必要なし。
枠が決まって駐車スタートすると、スルスルと前進してバックするポジションに車を移動し停止。すぐさまバックに入ってまたスルスルと後退。枠の中にキレイに入っていきます。
しかも車の動きが思ったより早くて、これは下手な人が運転するより遥かに早いレベル!。
最後は枠の中央に完ぺきに入れ自動的に終了し、「きれいに駐車しましたよ」と言わんばかりに全周囲を写しだします。イヤ確かにキレイに入ってますよ。マジで参りましたm(_ _)m。
これなら、駐車場で毎回使いたくなりますね!!。
◎【アクア】商品紹介③ 先進運転技術篇
と言う事で試乗終了。
あ、そう言えばトヨタ版の「ワンペダル走行」を試すの忘れてました(T_T)。
とりあえず、いつもの様にトランクを開けてみます。
底が深く思ったより広いトランクルーム。
あ、そう言えばトヨタ版の「ワンペダル走行」を試すの忘れてました(T_T)。
とりあえず、いつもの様にトランクを開けてみます。
底が深く思ったより広いトランクルーム。
これは外部給電アタッチメント。
アクアは100Vコンセントが標準装備になりましたが、以前のモデルだと外部給電する時ケーブルを出す場所がありませんでした。
このアタッチメントを使えば、ドアロックしてもケーブルを出せるんですね。
アクアは100Vコンセントが標準装備になりましたが、以前のモデルだと外部給電する時ケーブルを出す場所がありませんでした。
このアタッチメントを使えば、ドアロックしてもケーブルを出せるんですね。
と言うことで、新型「アクア」の試乗レポートでした。
乗ってみると、確かに10年分の進化はありそうな感じですが、値段を見てビックリ。
試乗車の価格はなんと300万円オーバー!!。
試乗車の価格はなんと300万円オーバー!!。
この試乗車は最高位のZグレードで、オプションもてんこ盛り。ヘッドアップディスプレイも付いてるし。
我が家のハリアーHVと装備レベルはあまり変わらなかったりします。
グレードや装備を見直せば価格は下がると思いますが、装備をおごると結構いい値段になりますね。コンパクトカーだから安いと言う考え方自体が古いのかもしれません。
正面から見た新型「アクア」。
なんだかお魚みたいな顔だとヨシアキイシイが言ってましたが、確かにそんな気がします。
デザインがイマイチだという話もありますけど、それはこの顔のせいかもしれませんね(^^;)。
なんだかお魚みたいな顔だとヨシアキイシイが言ってましたが、確かにそんな気がします。
デザインがイマイチだという話もありますけど、それはこの顔のせいかもしれませんね(^^;)。
ウェブリンク
◎トヨタ アクア | トヨタ自動車WEBサイト
◎トヨタ アクア | トヨタ自動車WEBサイト
◎【アクア】試乗インプレッション 古畑星夏×折目遼
◎2021年の試乗履歴
2021/03/15 燃料電池車なだけじゃない! 新型 ”MIRAI”に試乗しました |
|
2021/02/23 2020-2021イヤーカー、新型 ”レヴォーグ”に試乗しました |
|
2021/01/22 新「ニッサン」ロゴ第一弾、新型 ”ノート”に試乗しました |
過去の試乗履歴はこちらから↓
こんばんは。
高価格でますます若者に手が届かなくなりますね・・・
by YUTAじい (2021-08-22 17:56)
セーフティセンスはバージョンアップしたのでしょうか?
我が家のカローラは,アイサイトと比べるとふらふらし過ぎでかなり劣りましたが・・・
by JM7XZC (2021-08-22 18:08)
小さな高級車・・・というのは言い過ぎですかね。でも装備内容は高級車と同等に見えます。
by かずい (2021-08-22 19:24)
YUTAじいさん、コメントありがとうございます。
昔のコンパクトカーは100万円台ってイメージでしたが、今や高くなりましたね。
by しのぴん (2021-08-22 19:58)
JM7XZCさん、コメントありがとうございます。
ふらふらするほどではないので、もしかしたらカローラより制御は進化してるかもしれないですが、アイサイトには負けると思います。
by しのぴん (2021-08-22 20:00)
かずいさん、コメントありがとうございます。
コンパクトカーで300万円ですから、高級車だと思います。
パワーシート、ACC、ヘッドアップディスプレイなど、装備は高級車と同じです。
by しのぴん (2021-08-22 20:12)
入れ替え決定いたしました。
ありがとうございます。また是非
参考にさせて頂きます。
by PopLife (2021-08-23 09:25)
PopLifeさん、コメントありがとうございます。
アクアに入れ替えですか?
参考になって何よりです(^_^)。
by しのぴん (2021-08-23 17:33)
きびきびと自動でパーキングするのは便利ですね。
ブラインドスポットモニターもいいですね。うっかり開けてしまうことって
ありますから。
でも、300万は、ちょっと高いです。
by starwars2015 (2021-08-23 17:55)
starwars2015さん、コメントありがとうございます。
アドバンスト パークはマジで使えます!。是非ディーラーで体験して欲しいです。
ブラインドスポットモニターも、上位車種と同じ機能。しかし価格がビックリですよね。
サラリーマンの給料は上がらないのに、車の価格は随分高くなりました(+_+)。
by しのぴん (2021-08-23 18:11)
しのぴんさん、こんにちは。
コメント投稿いたします。
トヨタ新型アクアの試乗、いかがでしたでしょうか?
今回の新型モデル機種はヤリスの外装デザインをベースに、それを成長化および上級志向とした外装デザインが特徴です。
ブログ、更新しています。
しのぴんさんはスズキマイティボーイをご存知でしょうか?
by シノピー (2021-08-24 14:32)
シノピーさん、コメントありがとうございます。
新型アクア、フロントは魚っぽいですが、リアはちょっと新鮮なデザインだと思いました。
スズキマイティーボーイ、つまりスズキの「マー坊」ですね。存じておりますよ。
by しのぴん (2021-08-24 21:48)
しのぴんさん、こんにちは。
コメント返信のほうをありがとうございました。
新型アクアの外装デザイン曰く、確かにフィッシュ風なデザインに見えますね。
スズキマイティボーイ、ご存知でしたか。
by シノピー (2021-08-25 11:02)