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2020-2021イヤーカー、新型 ”レヴォーグ”に試乗しました [車]

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2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞、新型「レヴォーグ」に試乗しました。

カー・オブ・ザ・イヤーは毎年12月に決まりますが、2020-2021年のイヤーカーは新型「レヴォーグ」でした

イヤーカーに選ばれただけあって、新型「レヴォーグ」は絶賛の嵐!。これは是非体験したいと思い、昨年12月末試乗に行こうとしたのですが、ディーラーに向かう途中訳アリで引き返すことに(T_T)。
その次のタイミングがなかなか決まらなかったのですが、本日やっとライズくんと一緒にスバルディーラーへ行ってきました。

試乗車は噂のアイサイトXを搭載した最上級グレードの「STI Sport EX」。
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カラーは「マグネタイトグレー・メタリック」。新型「レヴォーグ」はホワイトパールのみオプションカラーです。
リアバンパー下に見える大きなマフラーカッターは、STI Sportに標準装備。最近は電動化された車が増え、マフラーは隠す方向ですが、その真逆を行くのが電動アシストなしの証ですかね?。

今回も2人で途中交代して試乗させてもらいました。
まずはライズくんから。
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私はリアシートに座ります。
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足元は結構余裕ありますね。
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ドアの内張はソフトパッドやステッチが使われ、高級感あります。
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リアシートにもシートヒーターが付いてます。
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リアシート横についてるしゃもじの様なレバーを引くとリクライニングします。
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わかり辛いですが、この位置が一番倒れた状態。4段階の調整が可能です。
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では試乗スタート。
ライズくんはSTI Sportに標準装備のドライブモードセレクトを切り替えながら、違いを確認。
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ピントがぼけてますが、縦長のインフォメーションディスプレイにモードセレクトの画面が出ています。

セレクトにより電子制御ダンパーの減衰力が変化するのでリアシートの乗り心地の良しあしを確認しづらかったのですが、道路の継ぎ目を通過した際は基本的にひどい突き上げは無いものの、少し「コツコツ」感じます。
試乗の後ライズくんに聞いたのですが、モードセレクトをコンフォートに切り替えても段差で「コツコツ」感じられたとの事。モデルがSTIだからなのか、コンフォートでもスポーティーさが身上なのかも?。
装着されているタイヤサイズは225/45R18。ブランドはヨコハマのBluEarth-GTです。
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扁平率が45とかなり薄目のタイヤだからか、若干コツコツがあるものの乗り心地はそんなに悪くないのは今どきの車らしいところ。

ただ、薄目のエコタイヤだからなのか、粗目の舗装を走っている時の騒音がちょっと大きいと感じました。
新型「レヴォーグ」はドアを閉めた状態だと静かで、キレイな舗装を走っていると騒音が低いだけに、粗目の舗装での騒音が目立ちます。これは、タイヤをプレミアムコンフォートに交換すると解決しそうな気がします。おそらくエコタイヤを履いているよりハンドリングも良くなるハズ。ただし、燃費は若干悪くなると思いますが・・・。

あと、本革のシート表皮が私にはちょっと硬く感じられて、特に座面の硬さが気になります。本革なので皮がなじむと座り心地が良くなるかもしれませんが、新車のうちはこんな感じかも。これは好みなので、シート硬めが好きな人なら問題なしです。

続いてドライバーチェンジ。
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ステアリングはこんな感じ。皮の質感が良くて握ると気持ちイイ!。
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メーター。これはアナログメーターの様に見えますが、フル液晶メーターになってます。
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画面を切り替えると地図表示も可能。フル液晶の機能を十分使ってるのがイイですね。
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シフトレバーは少し高くセットされたセンターコンソールにあります。
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この位置は握りやすくてグッド。CVTは7段にステップ変速できますが、パドルシフトが付いているので、操作はシフトレバーじゃなくてパドルを使う方が圧倒的に多いでしょうね(^_^)。

ではスタートしましょう。
アクセルを踏み込んでもエンジンの音は遠くで静かに鳴ってる感じ。しかも水平対向エンジンはバランスがいいので、小気味よい爆発音を響かせながらスーーっと加速していきます。
エンジンは1.8Lターボ。最大トルク300N・mを1600から3600rpmで発生するので運転しやすいですね。ただ、さすがにモーターの様なスタート時のトルク感は無いです。

スタート時にドライブモードセレクトをコンフォートにセットして走りましたが、ふわふわではなく締まった感じです。

新型「レヴォーグ」で一番試したかったのはアイサイト。早速クルコンをセットします。
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設定速度の変更は中央の上下レバーで行います。
設定を上げようとレバーを上に長押したのですが、設定速度の上りが1km/hずつしか上がらない?。逆に短押しすると5km/h変わります。プリウスPHVは長押しすると5km/h変わるので、スバルの操作はトヨタ(しゃもじ系・最近のはどうでしょう?)と逆になってる様です。

試乗コースは一般道なのでハンズフリーの体験は出来なかったのですが、ステアリング制御は白線を認識すると機能してました。制御は自然で変にクイッと動かすこともなく、お利巧な動きで良かったですね。
驚いたのはクルコン状態で交差点を曲がっても追従制御が外れなかったこと。プリウスPHVだとすぐに切れちゃうのですが、視野角の広いカメラを使ってるからなのか、交差点を通過してもクルコン切れずに走れるのには驚きました!。

信号停止時のブレーキ制御も秀逸で、最終停止時にかくっとなることもなくキレイに止まります。これまたプリウスPHVだと、たまにかくっと止まる事があるので、この点も素晴らしいですね。
停止から再スタートする時、運転手が再スタート指示してからの動き出しは、プリウスPHV程鈍くは無いけどちょっと前車と間が空く感じ。ここは先日試乗したノートの方が応答良く前について行ってました。もしかしてこの制御はモーター駆動の良さが生かされてるのかも?。

試乗を終えてディーラーに戻ってきたところで、室内外をチェック。
プリウスPHVと同じサイズの縦長ディスプレイ。
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もしかしたらディスプレイパーツは同じモノだったりして?。

デジタルミラーも付いていたのですね。走ってる時は気づきませんでした。
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前席ドア内張もソフトパッド+ステッチ入り。
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シートメモリーも付いてます。これいいなぁ。

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試乗車にはSTIのエアロが全周装着されていました。
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フロントリップの黒光りしてるのがそうです。

という事で試乗終了。
恒例のトランクチェックを忘れてしまったので、今回は店内の展示車でチェック。
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ワゴンだけに十分広い。
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エンジンルーム。
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エンジンの全長が短くなって、ボンネット内にスペースが。
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これスバル特有のリアドアキャッチ。他のメーカーでは見たこと無い。
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これもスバルらしいヘッドランプウォッシャー。雪国で使われる四駆だけあります。
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リアバンパーサイドのスリットは、ちゃんとエアが抜けます。
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これは新型「レヴォーグ」ではなく、隣にあったXVのe-BOXER。
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なんとボンネット内にバッテリーが2つも!。
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トヨタは1個で済んでるのに、これは高コストな仕組みになってますね。

という事で、新型「レヴォーグ」を試乗しましたが、アイサイトXの能力については素晴らしいの一言ですね。さすが絶賛の嵐なだけあります。一方、乗り心地については、可変ダンパーが付いてはいるものの、特にコンフォート側での乗り心地は、絶賛されてるほどでは無い気もしました。
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とは言え大人気の新型「レヴォーグ」、納期は4か月程度かかっている様で、今注文しても納車は夏になるという状況の様。基本的にはイイ車ですから、売れるのも納得ですね。
今のスバルに一つ足りないものは、やはり電動化でしょう。e-BOXERも見ての通りですし、新型「レヴォーグ」はガソリンターボなので、燃費はトヨタ・ホンダ・ニッサンには全然かなわない。この車の出来の良さに素晴らしい燃費も加わると、鬼に金棒なんですけどね。


◎tvk「クルマでいこう!」公式 スバル レヴォーグ 2021/1/31放送(#665​)

◎スバル 新型レヴォーグ 公道初試乗! STI Sport EX を LOVECARS!TV! 河口まなぶ が軽井沢で試す!

◎2021年の試乗履歴
DSC05450 2021/01/22
新「ニッサン」ロゴ第一弾、新型 ”ノート”に試乗しました
過去の試乗履歴はこちらから↓
DSC02500 2020年試乗履歴まとめ
2020年「試乗しました」リンク集まとめ(久々のトヨタ製スポーツカー! ”GR YARIS”に試乗しました)
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2019年「試乗しました」リンク集まとめ(大人のスポーツモデル ”C-HR GR SPORT”に試乗しました)
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2017年「試乗しました」リンク集まとめ(メガウェブで”GR Vitz”&”GR SPORT MARK X”に試乗しました)
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しのぴん「試乗しました」勝手に(?)人気アワード2013

あしあと(49)  コメント(9) 
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K

おじゃまします
電動化、、、主戦場のアメリカでの要望が無いと出てこないのかな、、、気になるところです^^♪。

by K (2021-02-25 19:06) 

かずい

縦長のナビは、プリウスPHVと同型でしょうかね?多少、意匠面は違うと思いますが。メーター部にも地図が出るのは良いですね。ドイツ車にあったようですが、国産ではレヴォーグが初めてかも。
by かずい (2021-02-25 19:37) 

しのぴん

Kさん、コメントありがとうございます。
大統領がバイデン氏に変わり電動化へ舵が戻されたので、アメリカでも需要が出てくると思います。
スバルはアメリカ一本足打法なので、アメリカの変化に付いていけなければヤバイですね。
by しのぴん (2021-02-25 22:47) 

しのぴん

かずいさん、コメントありがとうございます。
縦長ナビの画面サイズはプリウスPHVと同サイズだったと思います。
プリウスPHVも一応フル液晶メーターなのですが、レヴォーグの様な大画面じゃないし、地図が出たりしないですよね。
レヴォーグがヨーロッパのメーカーと並ぶメーターを採用してくれたので、他の国産メーカーも採用してくれるんじゃないかと期待します(^_^)。
by しのぴん (2021-02-25 22:51) 

シノピー

しのぴんさん、おはようございます。
コメント投稿いたします。
スバル新型レヴォーグの試乗、いかがでしたでしょうか?
先代モデル機種よりも、スポーティ感を前面に強く押し出したような外装デザインが魅力的!!
カーオブザイヤー受賞車種でもあって、今後の動きが気になるこの頃です。

ブログ、更新中です。
公開後、確認の上で感想コメント&NICEのほうをよろしくお願いいたします。
by シノピー (2021-02-27 10:12) 

しのぴん

シノピーさん、コメントありがとうございます。
ただ今大人気となっているレヴォーグ、今注文しても納期は4か月ほどかかる様です。
by しのぴん (2021-02-27 15:00) 

シノピー

しのぴんさん、こんばんは。
コメント返信のほうをありがとうございました。
やはり、人気絶頂にあるんですね、新型レヴォーグ。
注文の納期の状況はやはり、コロナ禍の影響からだと思います。

ブログ、更新いたしました。
確認の上、感想コメント&NICEのほうをよろしくお願いいたします。

by シノピー (2021-02-27 21:16) 

newton

気になるレヴォーグですが、CVTのイメージが悪くて・・・。チャンスがあれば試してみたいです。モーターより、エンジンが好きです(苦笑)。

by newton (2021-02-28 17:07) 

しのぴん

newtonさん、コメントありがとうございます。
レヴォーグはCVTですが、マニュアルモードで8速切替可能ですし、あまりネガは感じないと思います。
乗ると気に入るかもしれませんよ!。
by しのぴん (2021-02-28 17:47) 

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