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MIRAIの受注台数はなんと約1,500台! [車]

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燃料電池車「MIRAI」の受注台数が、2014年12月15日の発売からおよそ1カ月にあたる2015年1月14日時点で、約1,500台となったと発表されました。


お金があれば誰でも買える(?)燃料電池車「MIRAI」は、まだ大量生産が出来ない状況なので生産台数が限られていて、現時点での計画だと年間700台、その内の400台が国内向けだと発表されていました。
しかし国内だけで受注台数が1,500台って、今のままだと納期4年!!って計算になってしまいますよね。

「トヨタは年末までに生産能力を3倍程度まで増強する方向で調整している」そうですが、現時点では試乗車もままならずメガウェブにも展示兼試乗車が1台あるのみですし、そう簡単に生産台数を増やせるモノでもなさそう。
この受注ピッチだと納期数年という状態がまだまだ続きそうな気配ですね。

ところで2015年度中に発売開始予定となっているホンダの燃料電池車ですが、ニュースではトヨタが4人乗りに対して・・・
DSC00319.jpg
ホンダは5人乗れるという点を強調していたりします。
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その理由については以下の記事に詳しく書かれていました。
トヨタ「ミライ」と比較:ホンダのセダンタイプ燃料電池車はなぜ5人乗りを実現できたのか

この記事によると「異なるのは二次電池と昇圧コンバータ」なんだそうです。
二次電池は「MIRAI」がトヨタが大量に使っているニッケル水素電池なのに対して、ホンダはリチウムイオン電池。そして昇圧コンバータは「MIRAI」がこれまたトヨタが大量に使っている従来タイプなのに対して、ホンダは次世代パワー半導体であるまだ高価なSiC(シリコンカーバイド)デバイスを採用してるそうな。
ホンダはこれらの部品を採用することで各パーツを小型化して広い室内を実現した=5人乗りが実現できた・・・と言う事みたいです。

これだけ見ると後発となるホンダの方が上に見えますけど、逆にトヨタは技術的に枯れた低コストで安定したパーツを使うことで、まだまだ高価な燃料電池などを使用しながら実はあの価格でも利益を出せるクルマを作り上げているのかもしれませんね。

「そんなのあたちには関係ないのにゃ!」
DSC00549.jpg
・・・そうですか。それは大変失礼しましたm(_ _)m。


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あしあと 54

コメント 6

acehope

こんばんは。
まさか「MIRAI」の受注台数がここまで膨れ上がるとは
思いませんでした。これだけこの自動車に注目が集まっている
証なのだと思います。
by acehope (2015-01-16 18:42) 

楽しく生きよう

さい先良いですね。
先日新聞でトヨタが増産体制を取るというのを見て台数気になっていました。
by 楽しく生きよう (2015-01-16 18:47) 

しのぴん

acehopeさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
注文したのはお役所系がほとんどかと思いきや、予想以上に一般の人もオーダー入れているみたいです。
しかし納車はお役所系が先になるんですかね・・・一般人に届くのは、早くて1年先か?。
by しのぴん (2015-01-16 22:58) 

しのぴん

楽生さん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
いやホント思った以上の受注台数ですよね!。しかし燃料電池車で儲けを出せるのはまだ先でしょうね・・・。
by しのぴん (2015-01-16 23:00) 

marbee

価格にインパクトありましたからねぇ。(^^)
まさか800万円弱で燃料電池車が買えるとは。

「水素の補給インフラの整備とかどうなっているんだろう?」とかアレな部分はありますが「今ソコにある未来」ですよねぇ。
by marbee (2015-01-16 23:29) 

しのぴん

marbeeさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。
最初に価格設定を聞いたとき「ホントか?」って思いました。でもトヨタは燃料電池関係以外は安くあげてるみたいで、さすが安く作るのは上手だなと(^_^;)。
水素インフラは今のところほとんど無い状況ですが、政府の肝いりですし徐々に増えていくのでしょうね。
by しのぴん (2015-01-17 08:33) 

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