プリウスα これじゃなかなか納車されないね [車]
6月14日、トヨタはオフィシャルサイトでプリウスαの受注状況を発表しました。
まだ発売前の段階で納期1年なんて言われていたプリウスαですが、本日発表の受注状況でそれが明確に・・・。
発売から1ヶ月経過した6月12日時点で、受注台数がなんと52,000台にも達しているそうです!!
それに対して、月間販売台数計画は3,000台なので、発売後1か月で月間販売計画の17倍以上受注していることに・・・もし日本向け生産台数が月に3,000台だったら、納期が1年5ヶ月以上かかることに
もちろんこの受注台数の状況で、日本向け生産台数が月に3,000台なんて事はないと思いますが、仮に倍の6,000台までアップしたにしても納期が9ヶ月近く有する事に。。。
プリウス人気から、ワゴンボディのαが多少高くても人気が出る事は想像出来たと思うのですが、立ち上がりから客を取り込めない状況にしてしまっているのは問題アリの様な気もします。
もちろん、当初立ち上がりについては震災の影響もあったのでしょうが、月販3,000台ってのはあまりに弱気な数字なのでは??
ところで受注状況を見ると、2列シート車の割合が7割以上と、割高な3列シート車より2列シート車の方が立ち上がりから人気の様ですね。
昔は「立ち上がり当初はフラッグシップモデルが売れる」と言われていましたので、その頃なら多少高くても3列シート車の割合が半分程度いってただろうと思うのですが、今はお客さんも賢いので、手堅い買い物をしている様です。
まぁ元々、トヨタはリチウムイオン電池の生産量から、3列シート車はあまり売りたくなかったんじゃないかと思うので、この割合はトヨタの思惑通りか??
しかしこの調子だと、次の目玉商品もいきなり納期1年なんて事になるかも。
ヴィッツ級ハイブリッドです。
実燃費25km/L以上は堅いと言われるこの車、エコ指向の現在において一番求められる商品となるでしょうから、価格設定がフィットハイブリッド程度に設定されると、爆発的に売れる可能性があります。
燃費と言えば、ハイブリッドなしで10・15モード燃費が30km/Lのデミオがデビューします。
なかなかスバラシイ技術だと思うのですが、売れるかなぁ・・・
デミオのネックは、前モデルよりダウンサイジングして狭くなった室内と、マツダのブランドイメージでしょうか。
価格はフィットハイブリッドより安いみたいなので、同じ燃費なのに安いデミオの方が売れそうなのですが・・・どうなるでしょう??
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