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しのぴんの車遍歴 [2] ニューギャラン [車]

GALANT_01.JPG
しのぴんの車遍歴、2台目はこの車でした。(またまたしのぴんが写ってない所がGOOD?)


ぼちぼち書いていく「しのぴんの車遍歴」シリーズ、第1弾「しのぴんの車遍歴 [1] だるまセリカ」に続く第2弾です。

初めての愛車だった初代セリカが車検切れで廃車となった後、次に乗った車は「ニューギャラン」と呼ばれた2代目ギャランの4ドアセダンでした。
この車、もともとワタシの父の車でして、免許を取得して最初に乗った車は、実はセリカではなくこちらの方でした。
この車に乗るまでは原付バイクしか乗ったことがなく、初めて車を動かしたときは「なんてパワーがあるんだろう!!」と感動してしまいました(^。^)
しかし、初めて国道に出て走ってみると、今まで原付で道路の左側を走っていたのに、車になって道路の真ん中近くに自分が居ることに、かなり違和感を覚えた気がします。

ちなみにニューギャランのスペックは以下の通り。

 車 名全長 mm全幅 mm全高 mm車両重量 kgエンジン型式エンジン最高出力 ps/rpm
ギャラン1600custum420016001395960?4G32100/6300
グロス115馬力のセリカに比べると、100馬力のギャランは若干非力な感じがしますが、フケ上がりの良いエンジンだったので、セリカから乗り換えてもパワー不足は余り感じませんでしたね。

という事で、初乗りはギャラン、その後セリカで修行を積んでから、またこの車に戻ってきたワケです。
いや、ホントは戻ってきたのではなく、父から譲ってもらったのですが・・・。
最初の写真を見ると、すでにキャレロのフォグライトやアルミホイールが付いてますが、実家にあった頃は当然ドノーマル!
それが、帰省するたびにライトが変わるわ、ラリー用ショックが入るわで、どんどん別物の車になっていった次第。。。
普通の自家用車だったのに色々改造してしまい、今更ですがお父さん、お母さん、申し訳ありませんでしたm(_ _)m

という事で、ここからこのニューギャランに施した『親不孝な』改造について列記します。

まずライトですが、当時は「ラリーは夜走る」と言うのが半ば常識だったので、純正のシールドビームでは暗すぎて全く役に立たない為、ハロゲンライトに交換しています。
そしてそれだけではなく、いわゆる『競技用』のハロゲンバルブを付けるため、ケーブルを変更し強化リレースイッチを組み込んでいます。
そのワット数ですが、普通のシールドビームランプが1灯40~50ワット程度のところを、なんと100ワットに!!
もちろん、追設したキャレロのフォグライトも当然ハロゲンバルブを使っており、そのバルブは80ワット!!
なので、ハイビームにしてフォグまで点灯すると、総出力は驚きの560ワットという、とんでもない化け物ライトだったのです(^_^;)
ちなみに、この出力では通常のバッテリーだと持たないので、ディーゼルエンジン用のバッテリーに交換しておりました。

それからショックアブソーバー、ニューギャランは初代コルトギャランに比べて大きくゴージャスになっっており、足回りも乗り心地重視の柔らかいセッティングとなっていました。
しかし、激しい走りをするラリーにおいては、ノーマルショックだとまともに走れない為、交換しております。
そのショックアブソーバーですが、ギャラン用はあまり出回ってなかったのと、足回りが初代ランサーと共通だった事から、先輩から譲ってもらったランサー用を装着しました。
GALANT_02.JPG

残念ながらLSDは入れられなかったので、セリカのように360度ターンは簡単に出来ませんでしたが、リアサスがリーフスプリングのリジッドアクスルだったので、いとも簡単にリアがスライドしました。
おかげで、ダートでのドリフト練習にはぴったりな車でした。
GALANT_03.JPG

この頃は佐賀に住んでいたのですが、佐賀県は当時『林道日本一』を誇っており、確か知事が自慢していたと記憶しています。
おかげで新しい林道が次々と造られ、ダート大好き人間には格好の餌食となっていました(^_^;)
なので、新品の林道もラリー車が走って、キレイな砂利道が轍だらけに・・・
GALANT_04.JPG
ホント、当時の佐賀県知事には申し訳ないことをしましたm(_ _)m

そうそう、ラリー車に欠かせないアイテムがまだありました。
それは非舗装路を走るためのダート専用タイヤ、いわゆる『ラリータイヤ』ってヤツです。
最初に使ったラリータイヤは、ヨコハマのADVAN GR-16でした。
ADVAN_GR16.jpg

当時自動車部は、ヨコハマタイヤの佐賀営業所とお付き合いしていた関係で、タイヤはヨコハマと決まっていました。
で、自分がタイヤを買おうとした頃にデビューしたタイヤがこれだったのです。

GR-16が出る前はGR-07が主流でした。
ADVAN_GR07.JPG
しかしこのタイヤ、砂利道にはあまり向いてませんでした。

それに比べ、GR-16はトレッドパターンが全方位に効く形をしており、とてもコントローラブルなタイヤだなと言う印象を持ちました。
GALANT_05.JPG
ドリフトに持っていくまでのグリップ感といい、ドリフト姿勢の安定性といい、とにかくコントロールしやすかったです。
リアが出やすいギャランとGR-16の組み合わせで、ダートの走りをみっちり練習する事が出来ました。

他に改造しているところですが・・・
GALANT_06.JPG
実家のニューギャランは「カスタム」というグレードだったので、タコメーターが付いていませんでしたが、車の解体屋に上級グレードのニューギャランがあったので、それからタコメーターが付いているインパネやセンターコンソール等を部品として買って来て交換してます。
ちなみに天井の色がブラウンに見えますが、これ元々はベージュだったのです。
しかし、老朽化で天井のビニールが剥がれて垂れ下がってしまったので、これまた解体屋から部品を調達して交換した物。
とにかく解体屋さんには、かなりお世話になってますね(^。^)

それから、写真のセンターコンソールに見えるカーコンポ。
これは「知る人ゾ知る」(?)ソニーのカーコンポです!!
当時カーコンポは高くて、新品じゃなかなか買えませんでしたが、これは当時自分が住んでいた近くにあった質屋で売っていたもの。
質屋の売値は基本的に最低でも「定価の半額」だったと記憶しているのですが、このコンポをいくらで買ったのかは忘れてしまいました(^_^;)
あまりに古いので、ネットで検索してもなかなか資料らしいものは出てきませんでしたが、秘蔵写真どんどん公開 『コウベ電装ゆかりのお客さんと車々』と言うブログの中で、このコンポを装着している車を発見!
蘇るセリカLBとソニーカーコンポ」というエントリーによると、自分が買ったカーコンポは、デッキ:XK-F77、グライコ:XE-F33と言う型式のモデルのようです。
それ以外に、フェーダーとアンプがあるのですが、型式は不明・・・
フェーダーはちょうど左足で隠れていますがコンポの右側に、アンプはグローブボックスの中に入れていたと記憶しています。

という事で、このニューギャランで2年間ほど、ダート走行のドリフト走行をみっちり練習させてもらいました。

そしてニューギャランの次に乗った車は・・・(続く)

☆三菱自動車メーカーサイトリンク→商品の歴史

☆キレイなニューギャランの写真NEWGalant.jpgあり→1973年 三菱 ギャラン | 名車館 | GAZOO.com

☆ニューギャランが動いている動画

YouYube_logo.jpg ご先祖様はまだ元気! 初代・三菱ギャラン

☆過去ブログへのリンク

 懐かしシリーズ タ イ ト ル
 '87suzuka nakajima.JPG 懐かしの1987年日本GP
CELICA_01.JPG しのぴんの車遍歴 [1] だるまセリカ


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ゲルハルト

素晴らしい!
ドリフトアングルもグーではないですか。
キャレロも懐かしいですね。しかし、ギャランは1,750ccではなかったんですね。
「懐かしシリーズ」楽しみにしていますバイ。

by ゲルハルト (2010-10-03 15:08) 

しのぴん

ゲルハルトさん、ご訪問&nice&コメントありがとうございます。

ちなみにギャランのエンジンラインナップは、1600・1850・2000でした。
しかしこの50cc加えた排気量は、珍しい表現ですよねぇ。
確か1600と1850はサターンエンジン、2000はアストロンエンジンと言ってた様な・・・
by しのぴん (2010-10-03 17:50) 

98ばら

どうも。
いやあ私以外にもA112ニュー・ギャランを乗られてた方がいて嬉しい次第です。
当方は、50年型の限定モデル?1600GT-SLでして北米使用と同じオーバーライダー付きバンパーで内装、メーターパネ、内張全てが黒で精悍でした。
シングル・ストロンバーグキャブの吸気音や中・高回転でのEXも最高でした。
車重も軽いので林道や砂川の旧ダート・コースでもAE86やEP71をカモれる位速かったですよ・・・某テ●ト&サー●ビスでOHの依頼をしたらつっけんどんに「あ、だめだめ」と断られましたよ!以降行ってません。結局A175AランタボGTに買換えました。とても残念でした・・・
by 98ばら (2020-04-01 12:55) 

しのぴん

98ばらさん、コメントありがとうございます。
このクルマはとにかく「テールハッピー」だったので、リアを流して走る練習をするのにもってこいでした。
しかも車重が軽くてエンジンも案外パワーがあり、「羊の皮をかぶった狼」と言っても過言ではない走りの良さでしたね。
A175Aランタボは後輩が持っていて乗った事がありますが、ドッカンターボでうまく走らせるのが難しかったです。
by しのぴん (2020-04-01 22:32) 

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