プラグインプリウスは300万円を切る!? [車]
本日のネットニュースに、プラグインプリウスの価格は300万円以下を検討と書いてました。
プラグインプリウスの一般向け販売については、去年の12月5日に2011年末(平成23年末)になるとスクープされていました。
あれから半年が過ぎましたが、今回はその価格についてのスクープです。
今日の産経新聞の記事によると、「トヨタ自動車が平成23年末に発売予定の家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)の価格を300万円以下とする方向で検討していることが18日、分かった。」との事。
前回の記事では価格が300万円台でしたから、約半年でプラグインハイブリッドを取り巻く情勢が変わったと言うことになります。
この価格設定を余儀なくしたのは、間違いなく日産リーフの価格設定によるものでしょう。
リーフの価格は376万円で、補助金を適用すると300万円切りの299万円となる模様。
これに対抗して、三菱のアイ・ミーブの価格を398万円に値下げ。これにより、補助金適用すると284万円になり、リーフの価格を何とか下回る。
この競争のあおりを食ったプラグインプリウスは、補助金がどの程度になるかわかりませんが300万円台だと実質購入価格がEVと大差なくなり、競争力が弱まると言う判断なのでしょう。
ただ、車載用リチウムイオンバッテリーについては、トヨタと手を組んでいるパナソニックが、性能的にも価格的にも競争力のあるバッテリーを供給できる体制がいつ出来るかにかかっているでしょうね。
リーフの価格がわかってしまった今、まだまだ販売が先になるプラグインプリウスの価格を安くリークせざるを得ない状況となり、バッテリーメーカーも完全に追い込まれてしまったと言えるでしょう。
いずれにしても、魅力的な価格で発売しないとEVと勝負にならない状況に、こんなに早い段階でなってしまうとは思いませんでした。
まぁこれは、ユーザーにとっては良いことなんでしょうけどね(^。^)
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